同窓会

近畿青陵会

 


H26年度 近畿青陵会総会開催


平成26年5月25日(日)「太閤園」


今年の近畿青陵会総会は、来賓として学校より三谷昌士教頭、加川英郎同窓会長(4期)、岡田展弘同窓会副会長(25期)、そして恩師の渡辺重吉先生(数学)、福島隆寿先生(美術)にお越しいただきました。昨年より増えて総勢88人の参加をいただきました。
 担当幹事は7期、17期、27期で、役員とともに何度か会合を持ち、ご招待する恩師や役割分担を相談しながら準備を進めました。
 会は島逸雄さん(17期)の司会で始まり、開会の挨拶を加川哲雄さん(7期)より、また近畿青陵会大水勇会長(14期)から挨拶をいただいた後、総会を開会。平成25年度会計報告を大月修会計幹事(19期)より、また監査報告を福田京子会計監査(22期)よりしていただき、いずれも承認されました。
 次いで役員の改選が提案され、松野登志子副会長(16期)、福田京子会計監査(22期)の後任に、白神宏之副会長(26期)、御手洗伸子会計監査(30期)が選出され、留任の役員とともに承認されました。
 引き続いて懇親会。まず三谷教頭よりご挨拶をいただき、青陵高校着任時の思い出、現在の青陵の状況、特に明日の日本を担う人材を育てる観点から指導に力を注がれていることなどをお聞きしました。
加川会長からは、「同窓会だより」配布の状況や同窓会への支援についてのお話を含むご挨拶をいただき、岡田副会長の発声による乾杯で会はスタートしました。
 歓談中には、渡辺、福島両先生から青陵の思い出と先生の近況をお話いただきました。特に今年は4期の方々が傘寿のお祝いのために14人も参加していただき非常に意義のある会となりました。各テーブルからもスピーチをいただき、和気あいあいと楽しい時間を過ごしました。
 最後に全員起立して恒例の校歌を斉唱しました。
 ではまた来年お会いしましょう!

 

 

自然に感動した大山登山  18期 難波直子( 旧姓藤原)

 

 昭和39年4月、私はあこがれの青陵高校に入学しましたが、その頃は天城高校と2校の総合選抜でした。家が天城高校に近かった私は、いつも多くの天城高校生とすれ違いながらの通学でし
た。ではなぜ家から近い天城高校を選ばず、青陵高校を選んだかというと、母が倉女35期卒業生で母の勧めがあったからです。
 私の在学当時は、先生方から大学受験は「4当5落」などと言われ、みんな勉学に励んでいましたが、そんな中でも私たちは学校の帰りに気の合う友達と、カバンを持ったまま美観地区をそぞ ろ歩き、「古市」でうどんやお好み焼きを食べながら、時間も忘れておしゃべり。この頃の友達が今でも一番の友達になっています。
 3学年合同で取り組んだブロック別対抗の体育祭。仮装行列では黒人奴隷役で、耳の中まで真っ黒に! 所属していた社研部で夏休みに公害調査。それをレポートにまとめて発表した文化 祭も忘れられません。
 一番思い出深いのが1年生の夏の大山登山です。担任が山岳部顧問だったので私も連れて行ってもらい、夏山登山道から弥山(みせん)に登り尾根を縦走しました。
 この時の自然の雄大さが忘れられず、その後登山を趣味とするようになりました。夫と2人テントを担いで日本アルプスの山々をさすらった30代、40代。平成17年には日本百名山を制覇、60代後半に差し掛かった今も山に登り続けています。
 卒業してからはや48年。多感な青春時代を過ごした青陵時代は、いつまでたっても忘れられません。目を閉じれば懐かしい友の顔や楽しかった数々の出来事が走馬灯のように今でも次々と浮かんできます。
 同窓の皆様のご健勝をお祈りします。
□…「4当5落」は睡眠4時間で頑張れば大学合格、5時間なら合格しないという怖〜い俗説。