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平成26年度 秋の叙勲 藤井 正敏先生
 瑞宝小綬章 おめでとうございます


 この度、秋の叙勲において、本校第16代校長 藤井正敏 先生が叙勲(瑞宝小綬章)の栄に浴されました。本校あげてお慶び申し上げます。
 先生は、昭和41年岡山県井原市立高校を振り出しに、県立 笠岡商業高校、県立矢掛高校、県立倉敷青陵高校を経て、平成 7年岡山県井原市立高校教頭、平成9年岡山県教育センター 所長として勤務され、平成12年本校第16代校長として着任されました。
 そこから平成15年3月の御退職までの本校在任中は、高校教育の一大変革期で,完全学校週五日制や学校の説明責任としての学校評議員制、学校自己評価制度、開かれた学校作りの取組など様々な制度改革が求められた時代でした。その中、藤井先生は長年にわたる豊富な教育経験を活かして学校経営にあたられ,県下有数の進学校として輝き続けるための改革を成し遂げ、大きな成果を収められました。
 「教育は不易、学校は流行」の自己の信念に基づき、「日常における不断の実践的な教育改革」すなわち、「常なる授業や様々な教育活動の工夫、改善」を教師に説き、教育目標「知・徳・体の円滑な発達」のための基礎・基本と、個に応じた新たな能力を生徒が身につけ自己実現を達成する教育を推進されました。その結果、青陵高校は岡山県を代表する学校としてさらに高い評価をいただくようになりました。
 また、岡山県高等学校長協会理事・岡山県高等学校教育研究会長を務められ、県内各方面において、岡山県の教育の指導的役割を果たして来られたことも忘れてはなりません。
 以上、先生の御功績のほんの一端に過ぎませんが、その最後のお勤めが本校であったことを栄誉に感じ、この度の御受章を心よりお慶び申し上げ,御紹介とさせていただきます。誠におめでとうございました。

平成26年 11月 3日
岡山県立倉敷青陵高等学校
校 長  田 中  尚