‘公開講座’ カテゴリーのアーカイブ

第11回青陵サイエンストーク

2022年1月13日 木曜日

11月20日(土)に岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 教授 頼藤貴志先生を本校にお迎えして、第11回青陵サイエンストーク「疫学について考える」を開催しました。
講義では、疫学の定義解説のあと頼藤先生がライフワークとされている水俣病患者の方々との関わりや水俣病における疫学の有用性についてお話を伺いました。さらに、岡山県における新型コロナウイルス感染症(covid-19)の専門家としての活動内容や、コロナ対策における疫学の用い方について詳しいデータを示しながら解説して頂きました。頼藤先生は、岡山市に本部がある国際医療ボランティアAMDAの活動にも参加されており、アフリカ・ルワンダの小児医療について現状を伝えてくださいました。
医療系や国際貢献を目指す生徒達との会話の中で、疫学の重要性、科学に対する姿勢、頼藤先生の留学に関する考え方、医学部医学科入試におけるポイントなど非常に充実した対話が行われました。頼藤先生との出会いは参加した生徒にとって大変貴重な経験となりました。
なお、本会はAMDA本部より取材を受けAMDAサイト(https://amda.or.jp/)内で紹介されています。

第10回青陵サイエンストーク

2021年7月13日 火曜日

6月26日(土)に広島大学 放射光科学研究センター准教授 宮本幸治先生を本校にお迎えして、第10回青陵サイエンストーク「光を利用したスピントロニクス材料研究の現状と今後」を開催しました。

次世代基盤技術となるSpintronics(スピントロニクス)について、電子スピンと磁場の関係、電流とスピン流とスピン偏極電流、空間反転対称性、時間反転対称性とトポロジカル物質など基本解説を受けた後、電子の動き(運動量、エネルギー、スピン)を可視化していく研究についてお話を伺いました。

本会はScience Communication手法に基づき運営され、文理や学年が異なる生徒(21名)は自由に質問や意見を交換して、物性物理学の基礎、基礎研究の手法や次世代基盤技術の可能性について学びました。

 

 

第8回青陵サイエンストーク

2020年10月28日 水曜日

10月24日(土)に「第8回青陵サイエンストーク」を開催しました。今回の講師は、岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)教授の須藤雄気先生です。

「光がくすりになる!?」と題した大変興味深いご講義をいただいた後、参加した生徒との質疑応答が行われました。1時間以上にわたって質問の絶えない活発な会となりました。

 

第7回青陵サイエンストーク

2020年6月27日 土曜日

特定非営利活動法人AMDA理事長の菅波茂代表により「人間力=才+能+経験」と題して、第7回青陵サイエンストークが催されました。

新型コロナ感染防止の観点からZOOMで行われた会には、21名の生徒が各家庭や学校から参加し、相互扶助の考え方や人間力向上の大切さを訴える菅波代表のお話に熱心に耳を傾けていました。

参加した生徒からは「助けられる側にもプライドがあるというお話に大変衝撃を受け、参考になった」といった感想がありました。

 

先端学問特別講座[TKK(東大・京大・慶應大)講座](2017.11.25)

2017年12月4日 月曜日

平成29年11月25日(土)、東京大学、京都大学、慶應大学から9名の先生を本校にお招きし、生徒192名が最先端の学問分野について約90分間の講義を受けました。また、保護者27名も参加されました。高校で学ぶ教科の延長として、学問の面白さ・素晴らしさを体験することができました。

①阪上雅昭(京都大学総合人間学部・人間環境学研究科教授)

分野:物理

講義内容【物理学の世界:高校物理からビッグバン宇宙】

 

 

 

 

 

②吉田靖雄(東京大学物性研究所助教)

分野:物理 化学

講義内容【原子を見て、触れる究極の顕微鏡 ~ナノサイエンス入門~】

 

 

 

 

 

③三宅厚志(東京大学物性研究所助教)

分野:物理

講義内容【極限環境の世界】

 

 

 

 

 

④横山千晶(慶應大学法学部教授)

分野:英語

講義内容【言葉を体で考えようー英語と日本語】

 

 

 

 

 

⑤田中真介(京都大学高等教育院准教授)

分野:心理学

講義内容【霊長類の進化と発達 ~チンパンジー、ボノボ、ヒトの子どもたちの遊びと暮らし~】

 

 

 

 

 

⑥戸田剛文(京都大学総合人間学部・人間環境学研究科准教授)

分野:哲学

講義内容【人と動物の関係を考える】

 

 

 

 

 

⑦清水 誠(東京大学大学院農学生命科学研究科助教)

分野:食品学

講義内容【「食」を科学する】

 

 

 

 

 

⑧関戸一平(東京大学大学院総合文化研究科グローバル地域研究機構南アジア研究センター研究員)

分野:環境学

講義内容【人口と食料と環境と私の研究と】

 

 

 

 

 

⑨小茄子川 歩(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・客員准教授)

分野:考古学

講義内容【インダス文明と考古学―「文明」とは何か】

“アクティブ・ラーニング in 青陵”~主体的な学び、対話的な学び、深い学び~(H28.10.27)

2016年12月1日 木曜日

さる10月27日(木)に行われました平成28年度 指導教諭による公開授業 及びアクティブ・ラーニング講演会へのご参加ありがとうございました。

当日は県内外から112名の教育関係者が参加し,実際の授業を観て,高等学校におけるアクティブ・ラーニングの今後の在り方やその方向性について参加者全員で議論を深めることができました。

【国語の公開授業及び研究協議】

現代を生きる若者が 『舞姫』 を学ぶ意味はどこにあるのか? 協同的な学びを通して生徒自身が答えを見つけました。 

 

 

 

【地理の公開授業及び研究協議】

「地理の言語は地図!?」地図を基に、生徒が1時間、頭と体をフル稼働する協同型の授業を展開しました。

 

 

 

 【数学の公開授業及び研究協議】

「知の集結!問題解決の過程そのものを愉しもう!」 アクティブ・ラーニングの手法を活用し、個と集団の相乗効果の体感・広汎な学びへの礎づくりを目指しました。

 

 

 

【化学の公開授業及び研究協議】

「生徒自ら説明することで力をつける。」 実験操作をiPadで求め、実験で観察される現象を小型白板で考察することで、高質な学力養成を目指しました。

 

 

【英語の公開授業及び研究協議】

“How do students actively express their thoughts with the knowledge they’ve learned?”学習した言語の知識がプレゼンテーションを通して,使用できる言語に変わります。生徒同士がお互いに質問をして即興的に答えるインターラクティブな授業にしました。

 

 

 


【岡山大学髙旗浩志教授による「アクティブ・ラーニング講演会」】

高等学校の授業で質の高い学力をいかにして養成すればよいでしょうか。

学習者の視点に立ち,学習者が主体的に学ぶため「学習する主体」をいかに育んでいくかという視点で

参加者全員で考えました。

九州大学工学部 模擬講義(H26.8.8)

2014年8月8日 金曜日

8/4(月)3年生対象の学習会「サマーセミナー」の一環として,九州大学工学部機械航空工学科機械工学コースの田原健二准教授をお招きし,模擬講義を実施していただきました。テーマは「ロボット工学概論」で,ロボティクスをご専門にされている先生から,ロボット研究全般に関する話題に数学や物理学のお話を織り交ぜて,大学での学問探求の仕方を教えていただきました。
この講義には,3年生の九州大学志望者だけでなく,1・2年生の理工学に興味を持つ生徒も含めて約50人が参加し,熱心にお話をうかがいました。先生のお話はたいへんわかりやすく,ロボット研究における現在の到達点とこれからの課題を知ることができ,生徒はロボティクスへの関心を大いにかき立てられたものと思います。また,高校における幅広い学習がいかに大切かを説かれた先生の言葉に,受験勉強に励む多くの生徒が勇気をいただいたことでしょう。講義の後にもたくさんの質問が出て,意欲や関心の高さに,田原先生も驚いていらっしゃいました。

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卓球部 中体連総社支部強化練習(卓球)に講師として招かれました(H26.1.11)

2014年1月14日 火曜日

総社西中で行われた,総社地区中学生の卓球強化練習に,今年も本校卓球部員が講師として招かれました。これは毎年この時期に中1,2の競技力向上を目指して行われており,毎年青陵高校の生徒がお手伝いをさせていただいているものです。

今年は約30人の総社地区の中学生が参加し,午前は男子部員が,午後は女子部員が相手をしました。中学生は個人的に聞いてみたいことを直接高校生にぶつける良い機会で,そこで聞いたことを早速試合で生かそうとしていました。中学生相手だと一発で決まるボールも高校生なら止めてくるので,連続して打ち続ける必要があり,また高校生は相手の苦手なコースをよく見て突いてくるのでよい練習になったと思います。

高校生はプレー中に感じたことを自分の言葉で,中学生に分かるように試合後伝えるのですが,コミュニケーション能力を鍛える良い機会としてさせていただいています。青陵高校が勉強だけでないということを知ってもらえればありがたく思います。今日をきっかけに文武不岐を目指して一緒に頑張る後輩が一人でも増えることを期待しています。

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