第11回青陵サイエンストーク

11月20日(土)に岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野 教授 頼藤貴志先生を本校にお迎えして、第11回青陵サイエンストーク「疫学について考える」を開催しました。
講義では、疫学の定義解説のあと頼藤先生がライフワークとされている水俣病患者の方々との関わりや水俣病における疫学の有用性についてお話を伺いました。さらに、岡山県における新型コロナウイルス感染症(covid-19)の専門家としての活動内容や、コロナ対策における疫学の用い方について詳しいデータを示しながら解説して頂きました。頼藤先生は、岡山市に本部がある国際医療ボランティアAMDAの活動にも参加されており、アフリカ・ルワンダの小児医療について現状を伝えてくださいました。
医療系や国際貢献を目指す生徒達との会話の中で、疫学の重要性、科学に対する姿勢、頼藤先生の留学に関する考え方、医学部医学科入試におけるポイントなど非常に充実した対話が行われました。頼藤先生との出会いは参加した生徒にとって大変貴重な経験となりました。
なお、本会はAMDA本部より取材を受けAMDAサイト(https://amda.or.jp/)内で紹介されています。

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