「台湾のIT(デジタル)大臣オードリー・タン氏と高校生が『近未来の教育について考える』シンポジウム」の視聴会

青陵グローバルプロジェクトの一環として、11月16日(月)16時~18時、本校図書館にて、視聴会を開催しました。現在世界で最も影響力のある人物の一人、オードリー・タン氏と九州地区の県立高校生が「世界的デジタル時代に、日本の高校生は何をすべきか」をテーマに話し合い、その様子をオンラインにて視聴する会でした。

 

高校生による「AIと人との関係は?」という質問に対して、タン氏は「AIは人と人をつなぐことでコミュニケーションの手助けをするものであり人間を排除するものではない。人と一緒に協働でものごとを考えて問題解決をするものである。」と答えられました。

起業については、人々が何を必要とし求めているのかを捉えなくてはならない。これが出来ていないままプロジェクトを進めても、得られるものは少ない。デザインとはこの必要性を形にしていくことであり、そして、自分の世界観を言語化することの大切さを訴えておられました。

また、「学びは学校の中だけにあるものではなく、SDGsの169のターゲットを参考に自分の興味関心に応じて深い学びに取組んでもらいたい。」とも述べられていました。

 

「全てのものには裂け目がある。よって、そこから光が入ってくる。」という言葉を何度も用いて難問に立ち向かう姿勢を高校生に伝えていただきました。

 

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