第2回理科実験教室(H23.6.25)

「顕微鏡で見る楽しい世界」担当 平賀先生

 今回の実験教室には,6つの中学校から計12名の生徒と6名の保護者の参加しました。
 今回は,前半で顕微鏡を用いて「飛び跳ねるツクシの胞子」「ゾウリムシ」「アルテミアを捕食するヒドラ」を観察しました。特に,ヒドラは中学生は見たことの無い生き物で,興味津々。熱帯魚のエサであるアルテミアを加えると触手でサッと捕らえ,口に「パク!」この一部始終を観察しました。アンケートでは最も印象に残った観察でした。
 後半は,有名なレーウェンフックの顕微鏡のモデルをつくり,タマネギの細胞を観察した。細いガラス管の先をガスバーナーであぶり,先端を溶かしてレンズをつくりました。レンズがうまく作れたら,いい顕微鏡になります。参加者は真剣な面持ちで炎と格闘していました。そして,最終的には全員が自分の作った顕微鏡でタマネギの細胞を見ることができました。とても簡単なつくりの顕微鏡でも細胞が見えたことに驚いていました。!

顕微鏡で楽しく観察中!ゾウリムシの観察は,高度なテクニックが必要!

 

レンズの作成中!きれいな球状のレンズができたかな?

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