1年生 大原美術館名画鑑賞(H26.11.21)

1年生の芸術の授業で大原美術館へ行き、名画を鑑賞しました。
世界の名画が展示されている大原美術館まで、徒歩10分余という抜群の地の利を生かして、毎年秋に実施している行事です。普段は音楽・美術・書道に分かれての授業ですが、この日ばかりは垣根を取り除いて、世界の名品・現代の先端の美術の魅力を直に感じ取ることを目的にしています。
昨年から、一つの作品に対峙して、深く観る取り組みをしています。小林秀雄は『美を求める心』という文章の中で、「人は1分間さえ黙ってそのものの美しさを見ようとはしない。仮にそれをするなら、たくさんの美しさが発見できる。」ということを指摘していますが、一つの作品の前でしっかり鑑賞し、それを自分なりのことばにするというアプローチをしました。
館内には、真剣な表情で名画に対峙する青陵生の姿が随所にありました。一人で深く見つめて考えている光景もあれば、何人かで一つの作品を小声で語り合っている光景もありました。そして、皆帰途につくときは良い表情をしていたのが印象的でした。
ものを見る目が深まると、人生を深めることにも繋がると思われます。

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