「美術館でギャラリートーク」書道部(H27.11.1)

10月28日から狸庵文庫美術館(岡山市北区)で開催中の「蓮月展 ~幕末女子を現代女子が繙(ひもと)く~」の会場で、ギャラリートークをしました。
この展覧会は「高校生書道部員の目線で、書作品を親しみやすく紹介する」という企画です。
当日は、先ず蓮月という人を理解していただくために、手作りの人形劇で逸話を紹介し、その後、書の特徴を拡大コピーを使って説明しました。

そして一人一人が、作品ごとに歌の解釈や書の特徴を蓮月の人生と重ねたり、時代背景を考え合わせながら話しました。
今回協同態勢で臨んだ川越南高校(埼玉)からも顧問の先生と二人の部員が参加し、さらに卒業生の先輩(岡大生)も総論として蓮月書の特質を発表しました。
進行役を務めた部長の森川さん(2年)は、「前日の夜になって、蓮月の短歌はそういう意味だったのかと、スーと分かった。」と後日嬉しそうに話していましたが、こうした気づきの深まり経験が、いろいろな場面に活きていくことと思われます。

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