2年生総学ゼミ校外研修②(H24.11.20)

 2年生総学ゼミ「絵本と豊かな人間性」は、先週の講演会でいただいたアドバイスをもとに準備をし、ついに若竹の園へ実習に向かいました。5限目を終えると素早く着替え、校門に集合し出発。緊張しながらも子どもたちに会える期待から足取りは軽かったです。

 到着し、ゼミ生20名は45人の子どもたちにご挨拶。その後は「もうじゅうがりにいこうよ」、「絵本劇」をして子どもたちとスキンシップを図りました。このあたりから生徒たちも緊張がほぐれ、本領を発揮し始めます。読み聞かせでは、これまで学んだことに加えて練習を積んでいたため子どもたちも落ち着いて聞いてくれました。

 3時のおやつには、先生方の作られたお菓子を子どもたちと一緒に食べさせてもらい、園庭でドッジボールやおままごと、かけっこなどをして過ごします。外では、5歳児のエネルギーに圧倒されていました。帰り際、子どもたちの小さなアーチで送り出してもらい、名残を惜しみながら無事帰校しました。今回の実習を経て、将来教育系の進路を考えている生徒はもちろん、絵本と子どもについて考えていた我々にはかけがえの無い経験になりました。若竹の園の先生方のご協力や子どもたちの温かい雰囲気のおかげで本実習は無事終えることができました。この度の実習を快く受け入れてくださった若竹の園の皆様に感謝申し上げます。

 

 総学ゼミ「倉敷まちづくり」では、倉敷の街の未来につながる夢や構想など個性的なアイデアを話し合い、倉敷の街の未来デザインを生徒といっしょに描くものです。この日は2時間連続の時間を取って、倉敷美観地区のフィールドワークを実施しました。

 実地調査をする中で、美観地区で41年間営業されている倉敷珈琲館の店長さんや美観地区でゲストハウスを運営されている有鄰庵の庵主さんから、まちの活性化などについて、若い人からの提案がほしいとか、遊びの要素が街に活気を生むなどのお話をしていただきました。お二人のお話を聞き、ゼミ生17名は、これまで学習したことについての考察を深め発展させることができました。このフィールドワークを実施するにあたっては、岡山県産業労働部、中小企業団体中央会、岡山大学文学部の学生さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

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