カイゼンフェス’25に参加
6/6(金)に開催された「カイゼンフェス’25」に本校3年生5名が参加しました。
これは、全国に展開する村田製作所の方々や、有名自動車メーカーの方など、社内カイゼンを目指す社会人向けのイベントで、会社内のQCサークル活動(品質管理(Quality Control)を向上させるため企業が行う改善活動のこと)の活性化を目的として開催されました。
本校外部連携組織としてお世話になっている岡山村田製作所様が昨年度の2年生青陵探究発表会にゲストとしてお越し下さったことをきっかけに、「青陵生の熱のこもった発表をぜひ大人たちに聞かせたい!」と、お声がけをいただき参加が実現しました。
前半の優秀事例発表では、3年 吉沢蒼空さん、宮田寛菜さん、市橋芽さんが、2年次の青陵探究ゼミ活動で行った「ちいさな英語の魔法〜児童生徒の英語教育におけるオーセンティック教材の可能性〜」の研究成果を発表しました。




後半は「体験型改善イベント〜魔改造の昼〜」に参加し、社会人と高校生の合同チームで、「ミニ四駆の最速を目指せ!」というものづくり課題に取り組みました。3年三宅匠さん、森下詢子さんも参加し、社会人と対等に意見を出し合いながら、ミニ四駆のカイゼンに取り組みました。








【生徒の感想】
・想像以上に実りのある場所で、参加して良かった。 多くの企業の方々などが声をかけてくださり、時には対等に話してくださり、自分も勉強になることが多かった。 これまでの場とはまた一味違い、教育にあまり精通していない企業の方々に、自分たちの熱意を伝え、意見を交わすという経験はとても貴重なものとなった。 普段持つことのできない視点をたくさん授けてくださり、今後に活かしていきたいことがたくさんできた。
・様々な企業の方々が私のことを他の大人と同じように扱ってくださって、対等な立場で意見を出し合いながら活動を進めていく空間にとても居心地の良さを感じ、とても良い経験になりました。
・2年次の青陵探究で自分たちがしていたことは大人になって働いてる時にも必要なことで、問題改善のためになぜという疑問や原因の深掘りが大切であることを実感した。
・社会人の問題に対しての解決の仕方が自分たちの青陵探究に似ている点もあり、違う点もあって、それを知れるいい経験になった。特に一つのことに対する解決方法をなぜなぜと掘り下げている点が自分たちと違って、その後の仮説につながる大事なステップになると知った。社会人の方々がとても優しく教えてくださり、高校生の自分にも活躍の場を設けてくださったので、とても楽しく活動することができた。若い世代の視点とベテランの視点が合わさることでより良いものが作れることがわかった。
・トヨタ自動車さんのプレゼンに圧倒された。図やグラスがひとつのスライドに何枚もあったけど、とても見やすく、分かりやすかった。 ミニ四駆は初めて触ったから、何をしているのか分からなかったけど、班の方たちと最後は意見を言い合える関係になれて、楽しかったです。