令和7年度 異文化交流体験プログラム at カイアポイハイスクール(ニュージーランド海外研修)報告⑩

8月5日(月)

本日は、語学研修の締めくくりとなるレイク・テカポへのエクスカージョンに出かけました。カイアポイからバスで約3時間、南島の内陸に位置するこの湖は、世界有数の星空観測地としても知られています。

移動中の車内では、現地在住の日本人ガイド・岩本さんによるお話を聞きながら、美しい景色とともにニュージーランドの自然、文化、歴史への理解を深めていきました。岩本さんのお話には、生徒たちも熱心に耳を傾け、興味津々の様子でした。

この日は、風もなく、研修の最後を飾るにふさわしい、最高の天気に恵まれました。湖畔に建つ「善き羊飼いの教会」(The Church of The Good Shepherd)で、記念写真を撮影。どこまでも広がる青空と透き通った湖、そして歴史を感じさせる小さな教会を背景に、ひとりひとりの笑顔がまぶしく輝いていました。

その後は、短い時間ではありましたが、自由行動となりました。湖のほとりで石を投げて水切りをしたり、テーブルに座ってランチを楽しんだり、お土産を選んだりと、それぞれが思い思いの時間を過ごしました。日本ではなかなか出会えない、手つかずの自然や穏やかな時間の流れに身を委ねる中で、生徒たちの表情には充実感が感じられました。このテカポでの体験は、語学の学びだけでなく、心の豊かさを育む大切な思い出になったことでしょう。

明日はクライストチャーチ出発となります。名残惜しい気持ちと、成長した姿を胸に、最後まで気を引き締めていきます。