小学生対象理科実験教室を開催しました

7月26日(土)小学生を対象とした理科実験教室を開催しました。このイベントは、本校科学部の生徒たちが主体となって企画・運営したもので、理科の楽しさや不思議さを身近に感じてもらうことを目的としています。今回は小学生の親子14組が本校の生徒と実験を楽しみました。

前半のプログラムは、「ダンゴムシのまがルールを探そう!」。科学部(生物班)の生徒が中心となり、身近な生き物であるダンゴムシを題材に、行動観察の実験を行いました。使用したのは、生徒たちが事前に自ら採集したダンゴムシと、発泡スチロールで工夫して作った簡単な迷路模型。ダンゴムシが左右交互に曲がる習性=「交替性転向反応」について、小学生たちは実際に観察しながら考えを深めていきました。子どもたちは夢中になってダンゴムシの動きを追いかけ、「今、右に曲がった!」「やっぱり交互に曲がってるかも!」と声を上げる場面もありました。

後半のプログラムは、「UVレジンと蓄光材料を用いたアクセサリー作り」。こちらは科学部(天文班)の生徒が担当し、紫外線を当てると固まるUVレジンを使って、蓄光素材を組み合わせたオリジナルアクセサリーの制作に挑戦しました。

事前に準備された型やパーツを選びながら、小学生たちは自分だけのデザインを考え、慎重にレジンを流し込んでいきました。紫外線ライトで固まった作品は、暗いところで光る仕掛けつき。完成したアクセサリーを手にしたときの笑顔は、理科の魅力をしっかりと伝えてくれているようでした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。