来た!観た!!感動した!!!  その22  〜京都大学  森和俊教授の研究室におじゃましました。〜

校長の内田です。2年生28名といっしょに、青陵高校OBで、京都大学大学院理学研究科教授の森和俊先生の研究室におじゃましました。

森和俊先生は、細胞の中にある小胞体が、変性したタンパク質を取り込むことで生まれる、生理的ストレスにより、細胞に悪影響が生じる「小胞体ストレス」の研究に取り組んでいらっしゃいます。そして、この「小胞体ストレス」に対する細胞の反応、「小胞体ストレス応答」の分子機構を解明したことで、今年度もノーベル生理学・医学賞の候補に挙げられています。

青陵生は、これまでにもたびたび研究室を訪問させていただいていますが、今年度も森先生自ら講義をしてくださいました。その後も森先生と研究室の方々に案内していただいて最先端の研究施設や設備、器具に触れ、世界的な研究を肌で感じることができました。

参加した生徒たちは、目を輝かせながら講義を受け、見逃すまい、聴き逃すまいと、いつも以上に集中していたようでした。非常に密度の濃い訪問でしたが、この貴重な経験を今後に生かしてくれることでしょう。

後輩たちのためにと、コロナ禍の中、万全の準備を整えて迎えてくださった森和俊先生と、研究室の方々に、改めてお礼申し上げます。