グローバルリーダー育成黒潮CAMP

3月26日~28日に2泊3日で高知県黒潮町の土佐西南大規模公園にて合宿を行いました。天然芝2面、人工芝2面の素晴らしいピッチの中、60ページ以上にわたる合宿の冊子を用い、チームビルディングに特化した合宿を行いました。この合宿は岡山県内の普通科、岡山城東高校、岡山操山高校、倉敷南高校、倉敷青陵高校の4校、約120人合同での合宿です。

3月26日

最初はなかなか打ち解けられず緊張しましたが、バス出発時から開始されるサッカー40問クイズや、自己PRタイム、他校の選手情報を50人集めなどのプログラムにより徐々に仲良くなりました。4校の選手を8チームに分け、ゲーム分析の手法を考えながらデータを取り、次のゲームに活かすプログラムも有り、自身のプレーだけでなく、チームの課題やストロングポイントを探しました。夜のプログラムでは得られたデータを整理し、トレーニングに活かすディスカッションを行ったり、数学、英語、社会、化学、文章理解と表現といった教科学習もチームで協力して行いました。

3月27日

 太平洋の雄大な景色を見ながらの散歩から始まり、リフティング競争もチーム対抗戦で行いました。午前中3ゲームした後、黒潮市場で鰹のわらやき体験を行いました。新鮮な鰹を自分たちで焼いての昼食は格別でした。黒潮町長松本氏からもご挨拶いただきました。午後も2ゲーム行い、前日の反省も活かしたゲーム分析を行いました。夜のプログラムでは最終日のプレゼン準備や地域活性化をテーマとしたプログラム、異文化理解(ホフステード博士の提唱するCQ理解)、日本理解(谷本真由美著「世界のニュースを日本人は何も知らない1,2,3」)のプログラムを行いました。文化圏の異なる人とのつきあい方や、我々の住んでいる日本が世界からどう見られているのかなどを学びました。

3月28日

 最終日はそれぞれの学校対抗戦を行いました。シャッフルされたチームで刺激を受けた後の自校のチームは、より一層居心地がよく感じられ、熱量の高いゲーム3試合が行えました。最後の成果発表では、黒潮町の活性化のアイデアやサッカーのデータ分析など、合宿の成果を各チームで発表しました。

 この合宿は非常にタイトな内容で、要所要所に英語のスピーチなども有り大変でしたが、一歩前に踏み出す勇気やチームで協力することの大切さ、世界に目を向けたと時の刺激など多くのことを学んだ3日間でした。この合宿をデザインしてくださった各校顧問の先生方、砂浜美術館の山崎さん、本当にありがとうございました。