卓球部【TEAM青陵】県総体結果報告
5月30日(土)〜5月31日(日)にかけて、第65回岡山県高等学校総合体育大会卓球競技が開催されました。
結果は、男女ともにベスト16に終わり、今回は中国大会出場には届きませんでした。
男子は第4シードとして大会に挑み、戦力充実、気力十分な状態で中国大会出場のための十分な実力を持っていました。不安要素としては、公開抽選の結果、青陵のブロックに岡山城東が入ったことでした。岡山城東は今年、全国大会で活躍した有望な一年生が複数入学しており、ノーシードから勝ち上がってくることが予想されました。
公開抽選から県総体までの1ヶ月間で最高の準備をしてきました。

迎えた初日の山場は、やはり岡山城東とのベスト8決定戦となりました。伝統ある岡山東商業高を破ってきています。青陵 対 城東は2勝2敗で、ラスト勝負へ。相手は全国中学シングルスベスト16の選手です。こちらも2年生にしてチームのエース山本くんが2セットを先取されるも、決して諦めることなく、食らいつきます。3セット目を取り返した瞬間は、ベンチ、二階席が一体となり最高の盛り上がりを見せ、まさにTEAM青陵の魂を感じさせました。選手は本当に最後の一球、勝負が決するまで食らいついてくれました。




試合後の選手たちの涙は、決して思い出作りなどではなく、本気で日頃の積み重ねをぶつけ、勝負を挑んだからこその美しいものでした。誰よりも選手は悔しいですが、顧問としては誇りに思います。

女子も同じくシードを持ち、初日の倉敷商業戦が山場でした。団体戦のメンバーのなかで唯一の3年生竹内さんは、2年前に中国大会に出場経験があるものの、そこからは団体戦ではベスト8、16と中国大会からは遠ざかっています。しかし、常に笑顔を絶やさずムードメーカー兼キャプテンとしてコツコツ、前向きに努力を重ねてきた青陵自慢の選手です。後輩たちも奮闘し、「絶対に先輩と中国大会に出る」という意気込みで大会に向かいました。

結果は男子と同じく、目標には届きませんでしたが、キャプテンを中心に二日目を含め、本当によく戦ったと思います。勝ちたい思いが空回りしてしまった経験も今後の糧に必ずなっていきます。1、2年生女子がTEAM青陵の意志を継ぎ、必ずリベンジをしてくれる。そんな予感を十分にさせてくれる2日間でした。




今回の青陵高校の県総体は、人の心を動かすものであったと思います。「僕を出してください。必ず勝ってきます。」そんな台詞を言われたことはこれまでのチームではありませんでした。登録人数が50名に達した今のチーム状況では、まずはレギュラーに選ばれることが難しい状態でもあります。しかし適当に入部した部員は一人もいません。各々が目標を持ちつつ、ひとたび団体戦になれば、選手も、控えも、二階席も関係なく、チームの勝利に向かって一人ひとりやるべきことを全力でこなせる。そんなチームに近づきつつあるのではないでしょうか。男女ともに勝敗以上の大きな価値を持つ、県総体でありました。
青陵高校は進学校であり当然練習時間は限られたものとなります。しかし決して勉強だけでは得られない、卓球競技を通して培った体力と集中力、思考力、判断力、そして勝負どころで実行する勇気。それらは必ず受験にも役に立つと確信しています。
これまで、卓球部の活動に多大なご理解とご協力をいただいた、保護者の皆様にはこの場をお借りして改めてこれ以上なく深く感謝を申し上げます。
そして、最後に引退する3年生たちへ。日頃はわざわざ口には出しませんが、君たちのおかげで毎日練習場へ行くのが本当に楽しみでした。大人である顧問の心をここまで熱くさせてくれてありがとう。



