同窓会

ご挨拶(校長)

 

ごあいさつ

校長 田中 尚


 同窓生の皆様には,益々ご健勝でご活躍のこととお喜び申し上げます。また,平素より母校に対する深い愛情とともに,本校の諸活動に対しましてご支援とご協力をいただき,心からお礼申し上げます。
 今年度4月,中山弘輝校長の後任として県立鴨方高校より転任して参りました。田中尚と申します。どうぞよろしくお願いいたします。「自主と責任」「文武不岐」を掲げ,岡山県を代表する普通科進学校として県民から信頼され,期待を寄せられている本校に勤務させていただくことは,大きな名誉であると同時に責任もその重さとして感じております。
 青陵高校には広い地域から志の高い素質に富んだ生徒が集まってきています。それに応えるため,平素の授業内容や指導方法の工夫・改善は当然のこととして,今年度は学年団を超えた難関大学支援チームの発足や外国人講師による理数系放課後講座「サイエンスカフェ」の開設,全教室へのICT整備などにより,一層の高質な学力の養成のための取組を始めました。進路指導につきましては県下有数の実績をあげ,青陵高校の存在感を示すものとなっていますが,さらに躍進を続けていきたいと考えています。
 また,部活動においても,バスケットボール部,水泳部,陸上競技部,卓球部,棋道部,合唱部,美術部,放送部などが全国大会や中国大会に出場を果たしています。知・徳・体の円満な発達を図ることを教育目標に掲げて勉学と部活動の両立である「文武不岐」に取り組んでいます。生徒のひたむきな努力と教職員の熱意が結びつき大きな力となっています。「文武不岐」は今後も柱として大切にしていきたい考えています。
 今年度,これまでに近畿青陵会,東京青陵会にお招きいただき,それぞれの幹部の方々や同窓生の皆様方と親しく懇談させていただき,多くの方々から,青春時代の思い出と共に母校への期待や激励のお言葉をいただきました。同窓生の皆様からのご声援は,生徒はもとより教職員にとりましても心強いものであります。何よりも,卒業期が一桁台の大先輩の方々がいつまでも矍鑠とされ,さらには現役で活躍されている方々も多くおられ,こちらが元気をいただくことができました。ありがとうございました。今後のますますのご盛会をお祈りいたします。
 これからも,倉敷地区の伝統校として期待され信頼されるよう,恵まれた学習環境とこれまでの成果を生かし,教職員一丸となって,青陵高校のさらなる充実・発展に邁進していきたいと考えています。
 現在,加川同窓会長のもと,同窓会のますますの充実や同窓会だよりの発行等の活動について取組が進められています。学校と同窓生の皆さんとが,年代を越えてつながっていることが,学校が地域から評価され信頼されるためにの欠くことができない条件であると思います。同窓生の皆様には,今後とも母校へのご声援とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。