高校受験の方へ

青陵FAQ

 

学校の特色

 

青陵高校ならではの授業・行事・設備を教えてください。?
校内の環境にはどのような特色がありますか。?
コンピュータは何台ありますか。その中で自由に使えるのは何台ですか。?
体育館が公立学校では県下一大きいそうですが、どのくらいの大きさですか。
 

青陵高校は創立100年を経過した伝統ある学校です。地元倉敷はもちろん、全国で活躍している先輩たちが、在校生を暖かく見守り、支援してくださっています。このことは何物にも代え難い財産であり、在校生も「青陵生だ」という誇りをもってがんばっています。
授業はほとんどの生徒が国公立大学を目指すという関係から、学校独自に設定した科目などはなく、教科選択の幅も決して広くはありません。しかし、5教科7科目の勉強を好き嫌いせずきちんとやり遂げることが、青陵高校の進路実績を支えています。
FUTURE WATCHING、カルタ大会(青陵の伝統行事です)、大原美術館での絵画鑑賞などが特色ある行事といえるでしょう。絵画鑑賞は、大原美術館の方に講義をして頂いたり、芸術の授業時間を利用して大原美術館に出かけ、絵画を鑑賞する時間を設けています。その他、2月のスキー・スノーボード教室、学習合宿なども行っています。
球技大会は学年・季節に合わせてバレーボール、ソフトボールなどを行っています。「優勝したらアイスおごって」という脅迫めいた「お願い」が担任の先生を苦しめます(爆)。しかし、青陵生が一番楽しみにしている行事は「青陵祭」であることは間違いないでしょう。(別項で説明します)

 

校内の環境にはどのような特色がありますか。?
コンピュータは何台ありますか。その中で自由に使えるのは何台ですか。?
体育館が公立学校では県下一大きいそうですが、どのくらいの大きさですか。
 

青陵高校の校内の環境で一番の特色は、なんといっても100周年に合わせて建てかえられた図書館でしょう。平成20年4月にオープンしました。別棟で図書館が建っているのは県内でも2校だけで、その1校が青陵高校です。広々とした空間の中で落ち着いて勉強や読書ができるようになっています。同窓会の寄付で、内装が整備され、ますますすばらしい図書館になっています。
岡山国体の少年女子バスケットボール会場となった体育館は、県下最大級です。バスケットボールコート2面、バレーボールコート4面、バドミントンコートなら10面取れます。
また、くすのき会館は2階に小体育館があり、卓球部が9台出して練習しています。また、1階にはトレーニングルームがあり、かなりの器具がそろっています。
80周年記念同窓会館には食堂が整備されていて、日替わりどんぶりや麺類・カレーなど高校生の人気のメニューがあります。併設された購買では近くのおいしいパン屋から毎朝仕入れていて人気です。夏にはアイスクリーム、冬には中華まんも売っています。
コンピュータはCPルームに48台、LL教室に40台、図書館に10台と約100台が生徒が利用可能です。放課後の下校時刻までは誰でも自由に利用できます。

 

Future Watching は具体的に何をしますか。?
Future Watching では岡山から遠くの大学も見に行けるのですか。

 

FUTURE WATCHINGとは、県内外の主な企業・大学への訪問・見学を通じて、進路選択の参考にしようとする企画です。自分の志望している学部・学科と関連の深い企業を訪問しています。一例をあげると、企業では、中国銀行、山陽放送、JTB、交通管制センター、重井医学研究所、ミサワホーム、ベネッセコーポレーション、林原生物科学研究所などがありますが、とくにクラレ中央研究所は業界の最先端を行く研究機関です。そのほか、岡山大学、岡山県立大学、川崎医療福祉大学などの研究室にもお願いして訪問させていただいています。希望者数の関係で、県外の大学を見学することは少ないですが、代わりにTV会議システムを利用して、東京大学の公開講座を受講できる取り組みを始めました。

 

オープンスクールではどのようなことをしていますか。

 

第1回オープンスクールは8月下旬に行われます。内容としては、部活見学や参加と校内見学を主なメニューにしています。校内ではスタンプラリーを実施し、楽しく青陵高校を味わっていただいています。また、例年好評の「部活動体験」や、「授業体験」も国語・数学・理科・社会・英語の各科目で実施しています。女子制服試着コーナーも、毎年人気があります。
第2回オープンスクールは10月上旬に行われます。内容としては、1回目とはぐっと勉強のほうに力を入れた内容になっています。全体会では、自己推薦入試に関する情報を聞きます。また、授業体験は2科目受講してもらいます。高校生が習う内容も多く含まれていて、青陵高校の本物の授業に触れることができる大事な機会だと思います。

 

高校と中学校で違うところはどこですか。
自分のやりたい分野を伸ばせる仕組みがありますか。
 

一般的に、高校は中学以上に生徒自身が自ら考え、行動することを求めています。それだけに、自らを厳しく見つめ、前向きに学校生活を送らないと、無為な3年間を過ごしてしまうことになるでしょう。 その中でも、「きめ細かい指導」は青陵のモットーです。皆さんそれぞれに得意分野・不得意分野があるでしょう。また、将来の夢も様々です。ですから、担任の先生は生徒とのコミュニケーションを大事にして、その生徒に必要な情報を的確に届けるよう全力を注いでいます。
青陵高校に進学を希望する人の多くが、卒業後さらに上級の学校へ進むことを考えていると思います。ですから高校の3年間で完成するのではなく、次のステップへの必要な力をつけることが必要です。もちろん、高校のうちに将来の夢が変わることもあるでしょう。ですから、青陵高校では先に述べたように、好きな科目だけをとっていくのではなく、幅広く多くの科目を勉強できるようにカリキュラムを構成しています。そのことが、幅広い進学希望に対応できる一番よい方法だと考えているからです。社会科や理科、芸術などでは選択科目を設け、自分の興味関心に合った科目を選択できます。

 

 

学習活動

 

青陵高校では勉強と部活動は両立できますか。
 

できます。多くの生徒が部活動引退後に集中して勉強し、目標を達成しています。「青陵では両立できるか」ということよりも、本人のヤル気次第だと思います。部活動に本気で打ち込んでいる生徒ほど、成績不振を部活動のせいにはしませんね。

 

文系と理系ではそれぞれどんなことをするんですか。
 

入学したばかりでは、自分がどのような分野に向いているのか、興味関心があるのか、はっきりとはわかりませんね。そこで、1年生ではまず基礎的な学習を共通して行います。文学や外国語、経済学、法学などに興味を持った人は文系へ進み、国語・英語・社会を理系より多く勉強します。工学や理学、農学、薬学、医学などに興味を持った人は理系に進み、数学や理科を文系より多く勉強します。教育や保健は大学・学部・学科で、文系・理系のどちらに進むか異なりますので、先生によく相談することが大切です。また、A・Sコースの選択と異なり、3年進級時に文系・理系を変更することはできません。

 

Aコース・Sコースについて詳しく教えてください。?
途中でコースは変われますか。
 

青陵高校では2年生からAコースとSコースに分けていますが、Sコースに進んでいる生徒は「難関大学への志望が明確であり、その実現に必要な学力を身につけている者」です。成績順に上位から選んでいるわけではありません。希望しない生徒をSコースに入れることもありません。はっきりした定員はありませんが、各学年およそ60人程度で推移しています。授業の進度はAコース・Sコースに差はありません。違うのは深度で、同じ分野を学習するのに、より深く、より多くの問題をこなしていきます。3年進級時にAからS、SからAの移動も可能です。なお、成績がよくてもSコースへ入らない生徒も少なくありません。それは、自分の学習スタイルがAコースに合っているか、Sコースに合っているかという適性を大切にしているからではないでしょうか。

 

土曜FW講座というのは具体的にはどんな勉強なんですか。
 

青陵高校では土曜日は自学自習の日になっていて、多くの生徒が朝から部活動に参加しています。強制的に授業に参加させているわけではありません。部活動以外の生徒はFW講座に参加したり、自習室・HRで自習したりすることができます。
FW講座は受験に即応できる教科・科目の講座、「枕草子を読もう」「生物実験」など、教科のより幅広い力をつけていく講座など、内容は多岐にわたっています。生徒は、自分で必要なもの、興味のあるものを自主的に選んで参加しています(強制ではありません)。また、「自習する場所が欲しいんだ」と言う人のために自習室の開放も行っています。もちろん、土曜日であってもホームルーム教室では冷暖房を使うことができます。

 

1年間に約何回テストを実施するのですか。
 

定期考査は中学校と同じで年間5回あります。このほかに実力考査が年4回、学期初めに課題考査があります。また、回数は学年によって違いますが外部の模擬試験もあります。テストの回数はおそらく普通科高校ならどこもほぼ同じだと思います。

 

授業のペースがとても速いと聞きますが、普通に勉強していてついていけるのでしょうか。
家庭での勉強時間はどのくらい必要でしょうか。
 

中学校が快速サンライナーくらいとすれば、青陵高校の速さは700系のぞみくらいでしょうか(笑)。入学後すぐはかなり速いと感じるようですが、予習・復習の指示を守ってきちんと勉強していれば大丈夫です。生徒は放課後に残って静かな教室で勉強したり、塾の自習室を利用したり、それぞれのペースでうまく時間をみつけてやっているようです。日々の予復習や宿題は3時間程度あればこなせると思いますが、個人によってかなり差があると思います。
中学校ではそれほど勉強しなくてもそこそこ点が取れていた、という人が高校に入ると成績が急降下した、という話は実際にあります。また、コツコツ型の人が高校で一気に上位に顔を出した、という話も聞きます。コンスタントに勉強しないと、中学校の貯金はすぐなくなりますよ。
スムーズに高校の勉強になれるために、1年生は入学後すぐに「ビギニングセミナー」を行っています。ここでは3教科の予習・復習のやり方を学び、同時に仲間作りゲームを行い、50以上の中学校から入学してきている青陵高校でいち早く友達を作ることができます。

 

1限は何分ですか。?
昼食はどうするのですか。
 

授業は45分×7限で行われます。12時10分から昼食なので生徒には好評です。昼食は食堂で食べる人、お弁当を持参する人、様々です。
ただし、日によっては同じ科目が1日2時間ということもあり、予習が大変だという生徒の声もあります。水曜日は原則的に6限までとして、14時50分以降は部活動や、各自の自主的な活動や学習にあてられるようにしています。

 

学習合宿とはどんなことをするのですか。
 

泊まり込んで勉強します(←そのままやないか!)。2泊3日、あるいは3泊4日の間、とにかく勉強に浸かってみようという企画です。「友達ががんばっているから、僕ももう一問解けるまで寝ずにがんばろう。」「どうしても解き方が納得できない。わかるまで先生に食らいついていくぞ。」そんな雰囲気で、学習合宿は、まさに鍛錬の場になっています。参加した生徒の感想には「こんなに自分が勉強できるとは思わなかった。」「がんばっている友達の姿を見ていると、自分一人で勉強するんじゃないんだと感じた。」といったものが多く見られます。この企画、自由参加なので念のため。

 

3年の文Ⅲ芸術系は具体的にどんな勉強をするのですか。
 

文Ⅲコースは、文系のうち芸術系学部志望者でセンター試験を特定の教科しか受験しない人のために設定されており、文Ⅰコースの人が数学をやっている時間に週に5時間、音楽・美術または書道をやっています。音楽では楽理、楽典やソルフェージュ、ピアノや声楽の実技など、美術ではデッサンや色彩構成など、受験する大学の入試内容に応じてマンツーマンに近い指導を行います。国立音大や武蔵野美大など多くの芸術系私立大学への進学実績がありますが、国立大の教育学部や岡山県立大学のデザイン学部へ進学する人も少なくありません。

 

TOEICは平均何点くらい取っていますか。
 

TOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)は、企業では自己啓発や英語研修の効果測定、新入社員の英語能力測定などといった目的の他、海外出張や駐在の基準、昇進・昇格の要件としても利用されています。また大学では英語課程の単位認定や推薦入試などでも利用されています。
本校では一般の人も受験するTOEIC受験会場であり、それにあわせて本校では1年生全員がTOEIC Bridgeに、2年生全員と3年生の希望者がTOEICに参加しています。参加者の英語能力はばらつきが大きく、平均点はおよそ400点ですが、あくまでも参考値と考えてください。中には680点という高スコアを取っている人もいます。

 

休日や夏休みの補習は何日くらいあるのですか。

 

土曜講座の中で、成績不振者を対象にした補習授業が行われることもありますが、通常は土・日曜の補習はありません。夏休みは7月下旬、8月の後半は全員対象の補習を行います。従って、完全な「夏休み」は実質2週間強かと思います。ただし、補習の期間は普通科進学校だとどこでもほぼ同じです。

 

 

部活動・自主活動

 

部活動について教えてください。?
部活動の時間帯はどうなるのですか。?
各部活に入っている人はどれくらいいるのですか。?
かけもちすることができる部活はありますか。?
部活動での合宿はありますか。
水泳部は学校で練習するのですか。
 

部の種類については学校案内パンフレットを見てください。平成21年度は男子バスケットボール部、水泳部、陸上部、レスリング(個人)がインターハイ(全国高校総体)に出場しました。体育系ではそのほかにハンドボール部、剣道部、卓球部、ソフトテニス部などが県上位から中国大会出場レベルにあります。文化系では全国大会に出場した棋道部のほか、中国大会に出場したコーラス部、演劇部、吹奏楽部、美術部も活躍が顕著です。校内での活動が中心ですが、アニメーション部、科学部、天文部、茶道部、園芸部、新聞部など文化部の地道でユニークな活動に参加する生徒が増えています。部の合宿は、部によって校内でやったり校外に遠征に出かけたりと様々な形態があるようですが、実施しているのはほとんど体育部です。
部活動加入率は、本年度は3年生まで含めて約80%という高い数字になっています。この中には、文化部と文化部、文化部と体育部をかけもちしている人もいます。かけもちが可能かどうかは部によって違いますから、オープンスクールなどで質問してみるとよいでしょう。入部は随時OKです。
水泳部員は、所属するスイミングクラブでの練習がほとんどです。本校にはプールはありますが、水がありません(爆)。体育の授業でも水泳を行わなくなっており、プール下の部室のみが機能している状態です。

 

生徒総会ではどのようなことを話し合うのですか。?
委員会はありますか。またそれはどんなものですか。
 

生徒会の役員は5月~10月が前期、11月~4月が後期で、新役員体制になる毎に生徒総会が開かれます。内容は予算審議、各種委員会の活動目標発表が中心ですが、伝統的に「3年生が新役員に質問をする」ようになっていて、結構盛り上がったりします。ちなみに青陵高校入学者には生徒会役員経験者も数多く、入学後も前期から執行部に入って活躍している人がたくさんいます。
委員会は図書・交通・風紀・保健・体育・文化・整美などありますが、委員会によって活動状況は様々です。保健委員会は「文化祭での発表」「トイレに芳香剤設置作戦」など、非常に積極的に取り組み、先生方の評価も非常に高いです。またパソコン委員では、今後学校ホームページの作成に取り組んでいくそうです。

 

校則について教えてください。通学の方法は。
 

校則についてはここではとても書ききれません。ただし、何でもかんでも校則の網をかけるのではなく、大人の常識で大人の判断ができるように指導していくのが青陵のスタイルです。頭髪や服装の指導もしますが、一言注意を与えれば、厳しい指導をする前に自分なりに考えてルールを守る生徒が大半で、「青陵生としての自覚を持つ」ということは意識されているようです。
通常は自転車や、公共交通機関を利用します。極めて例外的に、公共交通機関が使えない地区からの通学において、厳重な審査の上バイク通学を許可する場合があります。

 

文化祭はどのようなことを行いますか。?
なぜ青陵祭の一般公開はしないのですか。
 

文化祭と体育祭を合わせて青陵祭と呼んでいます。文化祭ではクラス発表(1・2年は全クラス参加)、文化部発表、有志参加(バンドや模擬店など)があります。とくに文化部発表と芸術選択者の演奏会は質も高く、一般生徒に好評です。体育祭で学年縦割りのブロック対抗で、競技・応援・ブロック演技などを行っています。
文化祭は非公開ですが、体育祭は公開しています。近所の人も多く見に来る、評判の行事です。文化祭は平日に行われることが多いため、公開するメリットがないというのが大きな理由ですが、公開すれば一層の質の向上につながるのではないかと、生徒会では公開に向けた調査や方法の研究をしています。(今年も文化祭は非公開、体育祭は公開しました)

 

 

 

進路指導

 

進学率はどうなっているのですか。?
文系と理系で卒業後の進路はどう変わりますか。

 

 卒業生のほぼ全員が進学を希望しています。卒業生全体に占める国公立大学現役合格者の割合は過去数年は約8割です。いわゆる難関大学(東京・京都・大阪・名古屋など)の現役合格者数も増加しています。県西部では他の追随を許さず、全県で見ても岡山A高校を猛追しています。青陵の進学実績の特徴は、とにかく3年間でしっかり力をつけ、現役で国公立大学に合格すること、Sコースを中心にAコースからもがっちり力をつけて、粘り強く難関大学を突破することです。
文系の場合は文学部・法学部・経済学部・教育学部・保健学部などを、理系の場合は工学部・理学部・薬学部・医学部・歯学部・教育学部・保健学部などを目指します。将来のイメージを強く持っている人ほど早く目標を決めて努力できているようですね。

 

 

入試について

 

どのような生徒を求めていますか。?
青陵で自己推薦入試はどのような方式で行われますか。
どのような準備が必要ですか。

 

 

青陵高校は普通科の進学校です。部活動だけを目的に進学する学校ではありません。ここを間違えて進学すると不幸な結果を招きます。あくまでも授業を一番にしながら、部活動や生徒会活動、ボランティア活動などの特別活動をとおして豊かな人間性を養っていく学校でありたいと思います。青陵高校で学び、質の高い確かな学力と豊かな人間性を身に付け、将来、創造力や思考力を発揮し、新時代を切り開くリーダーとして活躍してもらいたいと考えています。
本校でも、自己推薦入試を実施していますが、募集定員は入学定員の20%です(280名定員ですから56名が定員です)。適性検査や面接などを行います。適性検査は中学校における学習を踏まえて、教科の枠をこえた総合問題を実施しています。それにより、問題発見能力・論理的思考力・問題解決能力などが身に付いているかどうかをみます。特別の準備は必要ありません。中学校での勉強をしっかりすることが大切です。
自己推薦入試は、来春も倍率がかなり高くなることが予想されます。この推薦の募集定員が少ないので、合格する人も少数です。このことは、青陵高校だけでなく、自己推薦入試を実施する他の普通科高校でも同様です。自己推薦入試では「青陵の適性検査のレベルをみてやる。もしもできたら…。」という気持ちで受験してもらいたいと思います。不合格になった場合でも、一般入試でもう一度チャレンジすることが大切です。一般入試の倍率は、例年通りならば1.1倍以下の低い倍率で合格の可能性が高い入試です。(新聞発表の志願倍率などに要注意)。それともう一つ、自己推薦入試は第一志望の高校を受けることが大切です。高い倍率を突破して合格してしまうとその学校に入学するしかありません。気を付けましょう。中学校の先生や保護者の人とよく相談してください。

 

中学校でどれくらいの成績だったら入れますか。
 

中学校で何番くらいなら入れる、というのは全くわかりません。一般的に言えることですが、入試はやはりバランスです。国数英社理の5教科ばかりができても、技家体芸ができなければ調査書は低い評価になります。また、5教科の勉強が十分でなければ、学力検査(ペーパーテスト)ができませんね。青陵高校の入学者選抜は学力検査の点数だけで合否を決めてはいません。調査書や面接の内容を総合的に判断しています。受験に向けて大変な時期にさしかかってきましたが、「偏食」せず、バランスよく積極的に勉強に励んでください。
来年の春、皆さんに再びお会いできることを楽しみにしています。かんばれ!!