‘教科’ カテゴリーのアーカイブ

木工『スプーン』1年生美術選択者作品展示

2019年5月24日 金曜日

何をすくう、誰が使う、どんな形がいいのか・・・

昨年度1年生 美術選択者が使用者や機能、デザインを個々に考えて制作したオリジナルスプーン66本です。
素材は、欅とブラックウォルナットという比較的堅めで木目や木色の美しい木を使用しています。それぞれ想いがこもった1本に仕上がっています。
6月いっぱい、本校図書館にて展示するので、ぜひご覧ください。

◆制作後の感想より

●全体のバランスを考えてきれいに見せるのが難しいと感じた。とても難しく大変だったが、物作りを面白いと感じることができた。家に何本もあるスプーンだが、今回自分が作るのには何時間もかかった。家の中にあるいろんな物の作り方や材料、制作方法などに興味がわいてきた。

●実際に使っている様子を想像しながら、手触りや口当たりに不満がないようにこだわることができた。物作りでは、常に完成形がどのようになるのかを考えながら制作を進めていくことが大切だと感じた。

●同じスプーンという道具なのに使用用途や使用目的によっていろんな形のスプーンが作られていたので、デザインの無限の可能性を感じました。

●今回の制作で、人が作るものの温かさを知りました。既製品にはないこの温かさが僕は好きです。制作中も、もっとこうしたい、ここはまだ足りないなとか思うところはどんどん取り入れ、自分が作りたいものを作ることができる喜びを知ることができました。

●木の堅そうで、でもやわらかい、木ならではの強そうな温かさが伝わってきました。いつも家では金属のスプーンを使っているので、木のスプーンの温もりが心地よかったです。最初は上手くいかなかったけど、完成すれば自分で作ったからか愛着がわいてきて、今ではとても気に入っています。

●いつも何とも思わず使っているスプーンだったが、使用目的やデザインを考えて作るのは楽しかった。使用目的を考えるだけでいろいろな形が思いついたし、そのスプーンを使用する人のことを考えることで、デザインをより良くすることができた。

●スプーンを作るようになってから、家にあるスプーンがどんな使用目的で作られたのか、実際使ってみて使いやすいかどうかを考えることが多くなりました。

●以前、テレビでプロの彫刻家が、「木の中にある物を発掘していくイメージ」みたいなことを言っていたので、少し意識してやってみました。
しかし、全然その感覚は分からず、形はゆがんだりでこぼこになったりしてしまいました。出来上がりは思っていた物よりも劣っていましたが、それでも自分の作品が出来上がっていく過程を見るのは楽しかったです。

第7回ももたろう献血ポスターコンテスト」及び第13回「赤十字・いのちと献血俳句コンテスト」授賞式

2019年3月4日 月曜日

3月3日(日)、岡山県赤十字血液センターにて 「第7回ももたろう献血ポスターコンテスト」及び「第13回赤十字・いのちと献血俳句コンテスト」授賞式があり、ポスターコンテストでは485作品の中から、1年齋藤壮真さんが血液センター所長賞を受賞し、表彰されました。俳句コンテストでは、倉敷青陵高校が団体賞を受賞し、表彰されました。

齋藤壮真さんは、若年層の献血の普及啓発を図ることをテーマに献血啓発ポスターを作成しました。また、俳句コンテストは1年生と2年生の204名が「生命」をテーマに日常生活の中で高まった感情を俳句に詠みました。

齋藤壮真さんの作品は、平成31年3月11日(月)~19日(火)までの期間、岡山県庁1階展示室にて展示されます。

 

 

授業力のさらなる向上を-物理研究授業-

2019年2月19日 火曜日

2年生の物理の授業で研究授業を行いました。
この時間の目標は「ヤングの実験の明線間隔を求めることができる」。スリットを通った光をホワイトボードにうつすと、点々に広がっている。点と点の間はどのくらいか。物理で使う数学として近似計算を学び、点と点の間隔を計算してみました。
研究授業には、理科の教員だけでなく、数学、国語の教員も参加し、授業力の向上とともに、物理現象についても学びました。

校内駅伝大会開催

2019年2月15日 金曜日

体育の授業で校内駅伝大会が行われました。

冬季の体力増進のために毎年開催されています。

駅伝のルールに則り、校内のコースを1区から6区まで決められた周回数走ります。

1区3周、2区1周、3区2周、4区1周、5区2周、6区3周となっており、各チームで作戦を立てて臨みました。

どのチームもウォーミングアップから真剣そのもので、仲間の応援にも熱が入りました。

表彰式では、優勝チームに(豪華な?)景品が授与されました。

第7回ももたろう献血ポスターコンテストで献血センター所長賞受賞!

2019年2月13日 水曜日

岡山県赤十字血液センター主催の『第7回ももたろう献血ポスターコンテスト』において本校1年生 齋藤 壮真くんの作品が見事「献血センター所長賞」を受賞しました。

この作品は、献血が世界中に広がってほしいという思いを表現しています。

校内駅伝大会へ向けて

2019年2月8日 金曜日

来週の体育の授業で行われる駅伝大会へ向けて、今日は各チームで作戦会議を行い、校内のコース1区~6区をいかに速く走れるかを考えました。

それからウオーミングアップをして、タスキを渡す練習もしました。本番へ向けてどのチームも真剣でした。

伝統ある音楽文化、箏を学んでいます

2019年2月6日 水曜日

音楽の授業では、毎年、箏の演奏を通して、和楽器の音楽文化について追究しています。

1年生は『さくら』と『さくら変奏曲』、2年生は『赤いスイトピー』を演奏しています。美しい音色を奏する中で、感じる心を豊かに育成しています。間の取り方や仲間が奏でる音との合わせ方など、身体全体をつかった表現を身に付けています。

写真『コラージュ』2年生美術選択者作品展示

2019年2月1日 金曜日

「なんで写真は写るんだろう???」

デジカメ全盛の時代にあえてアナログ写真を体験しました。
1つは、カメラを使用せずに印画紙の上に直接物を置いて感光させ、イメージを生成する表現技法のフォトグラム。もう1つは、レンズを使わずに針穴のように小さな穴(ピンホール)からじっくりと像を得ることができるカメラ使って撮影するピンホールカメラ。

2年生 美術選択者は自身のスクールライフをテーマにフォトグラムの制作とピンホールカメラでの撮影を行いました。その写真を構成してコラージュ作品として表現しました。
それぞれの“個性”溢れる作品に仕上がりました。
2月いっぱい本校図書館に展示します。

 

 

 

◆授業の様子

◆授業後の感想より
●フォトグラムは単に白と黒の写真ではなく、光と物の関係を表す写真であり、普段の生活で見ることのできない物の新たな一面を知ることができました。
●最初は「えっ?これで写真なんか撮れるの」って思ったが、ただの箱なのに穴と印画紙だけで本当に写真が撮れて驚いた。光を入れる時間の長さによって写真の白黒具合が変わるのがとても面白かった。
●白と黒の濃淡だけで、奥行きや質感、重さがきちんと写ることがすごいと思ったし、面白いと思った。普段、色のついた状態で見ているものが白黒になった途端に不思議な模様に見えてきて、色の大切さや色の濃淡の面白さ、すごさに気付いた。