12月17日(火)に岡山県議会・岡山県・岡山県教育委員会が主催する岡山県高校生議会に参加しました。
この岡山県高校生議会は,公募の高校生らが県議会議員に県政の課題をただし,意見をぶつけるというものです。岡山県では18年ぶりの開催となり,また今回は県内20校約130名が参加しました。青陵高校からは2年生3名・1年生4名の計7名が参加し,代表として1年生の石原 美海さん,武部 好珠さん,三橋 未來さんが参加20校のトップバッターとして県議会議員に質問をし,岡山県議会土木委員会委員長より答弁をいただきました。
また,質問終了後には県内民放各局から取材を受け,ニュース番組のなかで放映されました。新聞社からも取材を受け,山陽新聞・朝日新聞・毎日新聞などでその様子が報じられました。
青陵高校の質問を含めた高校生議会の様子は,岡山県議会のホームページで視聴できるようになっていますので,是非ご覧下さい。
以下,高校生議会での質問および答弁の要旨です。
質問➀:岡山県無電柱化推進計画について
質問者:1年 三橋未來
・岡山県無電柱化推進計画の意味と意義とは何か
・2019年から2028の間でどれくらいの電柱が減るのか
・電柱の地中化には多額の費用がかかるが,予算はどれくらいを予定しているか
質問②:小田川治水工事未了期間の水害対策について
質問者:1年 石原美海
・小田川治水工事は5年後の完了を予定しているが,それまでに豪雨があった場合どのような対応をするのか
答弁者:岡山県議会土木委員会委員長
質問➀への答弁
・大規模地震などでの電柱倒壊による道路閉塞,平常時の円滑な通行の確保,良好な景観形成が目的
・工事は10年では完了しない。約900本の電柱が撤去される
・地下埋設物の状況によるので予算は確定できていない
質問②への答弁
・水位計や河川監視カメラの増設及びそのリアルタイム発信により避難判断に役立てていただく
再質問
質問者:1年 武部好珠
・無電柱化の優先着手区間の工事が終わった後はどのような基準で無電柱化をする区間を決定するのか
答弁者:岡山県議会土木委員会委員長
・都市部内の道路や高速道路・インターチェンジを中心に,そのときの社会情勢を勘案して決定する。
