第47回全国高校書道展(四国大学主催)で特選を受賞した1年生の八木愛奈さんが,徳島県の四国大学で催された表彰式に出席しました。
式は厳かに進行され,上位受賞者が1人ずつ登壇して賞状を授与されました。
式後は,八木さんのご両親と共に『第三十二回 教員展』の会場に行き,大学の書道文化学科の先生方の作品を鑑賞しました。書論の研究の杉村邦彦・仮名の黒田賢一といった,現代を代表する大家の実物作品を見ることができました。
‘書道部’ カテゴリーのアーカイブ
書道部、全国高校書道展表彰式 2018.8.5(日)
2018年8月20日 月曜日書道部合宿 2018.8.2(木)~4(土)
2018年8月20日 月曜日書道部は「青陵祭に向けてチームワークの強化。自分自身のスキルアップ。」を目的に掲げて8/2(木)~4(土)学校で合宿をしました。
文化祭の書道展に向けての各自作品書き、パフォーマンスの準備・練習、展示会場の準備等、やりたいことを山のように抱えて臨みました。
朝は、阿智神社へ参拝したり、互いの作品を批評し合ったり、昼食をしながら作品鑑賞をしたり、普段とは違うことも旺盛に取り入れて豊かな書道生活に浸りました。
書道部 30,5,8
2018年5月14日 月曜日行書の臨書をしていた3年生が、「「血」という字の上に何か付いているのはどう書くのですか。」と尋ねるので、「古い字には横棒があったと思うけど、念のため確認しておいて。」と応じると、すぐに字書を見てくれて、それが見つかりました。「しかし、この横棒は何ですか?」と言うので、開いた字書の別の書体に目をやると、篆書は豪華な器の中に横棒が入っている姿になっていました。
「器の形からして神様に供える祭器じゃないか?そしてその中の横棒は液体の表面で、それが血なのだから、入っているのは生け贄の血か?」と言うと、周囲から「気持ち悪い!」という声が上がりましたが、漢和辞典を引くと推測は図星でした。
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麗という字の草書体を確認したときに、その金文がことさら角が大きく見事な鹿であることに気づいて、「うるわしい」とはそういうことかと気づかされたこともありましたが、こんなやりとりをしながら書の練習を進めることができる3年生は、ずいぶん成長してきたのだと思います。
春休みも一日練習日などを折り込んで、花にも心を楽しませながら歩を進めています。この春、一年生は8人入部しました。