倉敷市芸文館で「倉敷国際ふれあい広場2015」が実施されました。
ステージにコーラス部が出演し、ボランティアスタッフとして2年生の総合的な学習の時間「美観地区を英語で観光ガイド」ゼミの所属生徒が参加しました。
10月28日(水)から狸庵文庫美術館(岡山市北区)で開催される「蓮月展」の会場準備に行ってきました。
蓮月(れんげつ)という人は幕末から明治の初めにかけての京都の女流歌人で、自詠の和歌の短冊や、余部に簡単な絵を合わせた掛け軸作品を遺しています。今回の展覧会は蓮月作品の展覧と共に「高校生書道部員の目線で書作品の魅力を親しみやすく紹介する」という企画で、作品の解説のキャプションを作ったり、蓮月という人を理解してもらうために「蓮月新聞」を作って解説の記事を書いたりしました。
蓮月展は来年の4月3日(日)までです。
11月1日(日)午後1時からは、青陵高校書道部員によるギャラリートークも行われます。どうぞお越しください。
平成26年12月13日(土),14日(日)に島根県松江市で行われた「第13回中国地区高等学校将棋選手権大会」に於いて,男子個人で、2年小林君(玉島東中出身)が4勝1敗で第6位入賞となりました。また、2年角田君(倉敷第一中出身)は入賞は惜しくも逃したものの3勝2敗の成績でした。これからも棋力向上を目指して日々精進します。温かい応援のほどよろしくお願いいたします。
1年生の芸術の授業で大原美術館へ行き、名画を鑑賞しました。
世界の名画が展示されている大原美術館まで、徒歩10分余という抜群の地の利を生かして、毎年秋に実施している行事です。普段は音楽・美術・書道に分かれての授業ですが、この日ばかりは垣根を取り除いて、世界の名品・現代の先端の美術の魅力を直に感じ取ることを目的にしています。
昨年から、一つの作品に対峙して、深く観る取り組みをしています。小林秀雄は『美を求める心』という文章の中で、「人は1分間さえ黙ってそのものの美しさを見ようとはしない。仮にそれをするなら、たくさんの美しさが発見できる。」ということを指摘していますが、一つの作品の前でしっかり鑑賞し、それを自分なりのことばにするというアプローチをしました。
館内には、真剣な表情で名画に対峙する青陵生の姿が随所にありました。一人で深く見つめて考えている光景もあれば、何人かで一つの作品を小声で語り合っている光景もありました。そして、皆帰途につくときは良い表情をしていたのが印象的でした。
ものを見る目が深まると、人生を深めることにも繋がると思われます。