平成25年12月21日(土),22日(日)
鳥取県での第12回中国地区高等学校将棋選手権大会に1年・岡省吾君,1年・小林達哉君,2年・水口優君,2年・白神ゆりあさんの4名が参加し,白神ゆりあさんが準優勝という成果を上げました。また,21日,22日に山陽新聞社に於いて開催された第17回中国高等学校囲碁選手権大会には古藤君(2年・玉島東中出身)が出場しました。
岡山市北区の狸庵文庫美術館で現在開催されている木堂展は、青陵高校書道部員が展示企画や作品解説をしたことで、新聞でも話題になりました。
このほどギャラリートークに招かれて、展覧会の企画者側として、展示作品の選出エピソードやキャプションの全体説明をし、更に木堂の用筆法の変化についての実演や、各担当作品の解説をしました。
このところ“調べもの学習”の重要性が言われますが、作品の傍に添える解説文作りはまさにそれで、作品の書を解読、漢文を訳し、書かれた時代背景や自分の書の見方を織り込みながら、観覧者に分かりやすく表現しました。
今回は、それを話しことばで表現したわけで、とても良い実地の勉強の機会でした。
時間前には、飛び入りで「家にある木堂の書を読んで欲しい。」と、書を持参された方があり、みんなで辞書を引きながら解読するという一コマもありました。書道を通しての知的活動が進んでいます。
この展示は26年3月30日まで開催されているので、近くにお出かけの際はお立ち寄りください。
「日本の広域気象環境と和歌・唱歌のコラボレーション講座」
岡山大学教育学部より、加藤内藏進教授と岐阜聖徳学園大学教育学部より加藤春子准教授をお招きして、お二人の研究のテーマでもある日本の広域気象環境と和歌・唱歌のコラボレーション講座を実施しました。
演題は「『季節の移ろいと季節感』の窓からみる日本の広域気象環境~秋から冬と冬から春の季節進行の違いに注目して~」で加藤内蔵進先生から、季節の移り変わりを測定するための科学的視点の説明、一方の加藤晴子先生からは季節を歌った唱歌の先生の美しい歌声による紹介と、その唱歌から感じる季節感についてのお話がありました。お二人が交互に入れ替わりながら、傾聴あり、作業ありの飽きのこない展開で、参加した40名の生徒、4名の保護者も時を忘れて聞き入りました。科学的視点でとらえる季節感と、歌詞とメロディーに織り込まれた感覚としての季節感が妙につながって、今までに受けたことのない斬新でユニークな授業でした。
3年生は一足早く期末考査が本日終了し,センター試験に向けて最後の追い込みの補習に入ります。今日は区切りとして,各クラスでこれまでの歩みを振り返り,これからの決意を表明する学年集会を持ちました。
各クラスで限られた時間の中で準備した発表が行われました。ここまでの出来事を振り返って「あいうえお作文」を全員で行った所,スライドショーに合わせて詩を朗読した所,形はいろいろですが,どれもクラスの特徴がよく現れており,同じ時間を共有してきた仲間たちへの感謝のメッセージにあふれていました。
これから3年は勝負の時を迎えますが,いままで築いてきた仲間たちとの絆,新たな生活への期待を胸に悔いのないよう,よりいっそう勉強に頑張っていきますので,応援よろしくお願いします。
11月24日(日),中国職業能力開発大学校で開催された,「サイエンスチャレンジ岡山2013」に,化学部,生物部,天文部の有志で構成されたチーム『若様』と『とっとこ青陵太郎』が出場しました。
朝9時30分から,筆記競技,実技競技①(走れ備長炭電池カー),実技競技②(フィールドワークで解決),実技競技③(ペーパーブリッジをつくろう)の各競技に合計14名が臨みました。普段の練習の成果が出せたものもあれば,失敗に終わったものもあり,全員学ぶものが多かったです。残念ながら3位以内に入れませんでしたが,実技競技③ではペーパーブリッジに既定の缶コーヒーを8個載せることができたことは,一番喜ばしいことでした。今回の経験を活かして,次年度以降も参加して活躍できることを期待しています。