‘総合学習’ カテゴリーのアーカイブ

ニュージーランド大使館主催シンポジウム参加(H23.6.18)

2011年6月22日 水曜日

 

 東京都渋谷区にあるニュージーランド大使館で開催されたシンポジウム「日本とニュージーランド~学校間交流から広がる友好関係と国際理解」に本校生徒1名が参加しました。この会は交換留学等でニュージーランドと積極的な交流をしている高校が招待されたものですが、本校はクライストチャーチ大地震に際し「国際ボランティアゼミ」が中心となって募金活動を行ったことにより、特別に御招待をいただきました。
 午前中には、ニュージーランド大使のあいさつ、マオリのパフォーマンスグループによる伝統舞踊、ニュージーランドと縁の深いゲストスピーカーの講演がありました。元ラグビー選手の大八木淳史氏、TBSアナウンサー秋沢淳子氏は、若い頃の留学体験がその後の人生に大きな指針を与えてくれたことをユーモアを交えてお話してくださいました。
  

 立食パーティーの後に行われた学生サミットで、中学生のときにホームステイした経験を持つ本校生徒は、ニュージーランドで受けた授業で想像力の大切さを学んだこと、世界を見る視点が広がって募金活動を提案したことについて発表しました。大勢の人を前にして緊張しながらも、しっかりと自分の意見を伝えることができました。
 短い時間ではありましたが、貴重なお話をたくさんうかがい、他校の生徒と友だちになり、多くの出会いと感銘をいただいた実り多き一日となりました。

卒業生語る会(H23.6.10)

2011年6月10日 金曜日

       

教育実習生の4人が,高校生活の内容,大学での研究を1年生に向けて話す「卒業生語る会」が7限の総合学習の時間に行われました。4人とも本校在学中は部活動と学習の両立を目指して努力を重ね,また大学では自分の興味ある内容を見つけており,こうした自らの経験を生徒たちに熱っぽく伝えてくれました。パワーポイントのスライドを駆使しゼミの発表や写真を提示する教生もいて,生徒は熱心に画面に見入り,メモを取っていました。感想文では自分のこととして話を受け取り,これからの努力を誓う文章が並んでいました。

2年生総合学習(修学旅行)(H23.5.31)

2011年6月1日 水曜日

 

総合学習の時間に修学旅行の班別研修の計画立案を北海道コースと関西コースに分かれ行いました。今年は、東日本大震災の影響でコース変更があり準備日程が例年より遅れているので、生徒達はこの日を心待ちにしていました。資料を片手に「あそこがいい、ここがいい」と賑やかでした。

2年生総合学習講演会「世界の中の私」(H23.5.27)

2011年5月27日 金曜日

 

5/27(金)、2年生の総合学習で日本大学の渡部淳先生による講演会が行われました。どのように自己表現するか、日本人と外国人の授業の参加に対する違いなど,渡部先生が経験されたことをふまえながら、総合学習の意義についてご講演をいただきました

2年修学旅行LHR(H23.5.23)

2011年5月23日 月曜日

 

2年生は修学旅行のコース別に分かれてLHRが行われました。

それぞれのコースで概要が説明され,班に分かれ班長・副班長を決めていく作業を行いました。

これから総合学習やLHRの時間を利用して班別自主研修などについて話し合っていきます。

1年生一日総合学習(H23.4.22)

2011年4月25日 月曜日

1年生が総合学習で,備前市に出かけました。当日朝はあいにくの曇り空ですが,7台のバスは一路元気に備前焼窯元備州窯へ向かいました。

  

手順について説明を受けた後,事前に計画していたとおり,思い思いの作品を制作しました。ギャラリーで予習した成果は出ているでしょうか。時を超えて残る美術品の奥深さを感想に残した生徒もいました。このあと乾燥,焼成を経て夏頃に到着するのとこと。緋襷の入った仕上がりが楽しみです。その後パスで閑谷学校へ移動しました。

ここで雨が少し激しくなり,昼食はバス周辺で取ることになりましたが,バスという狭い空間が逆に幸いして、クラスの仲間と親交を深めることが出来ました。ここから講堂学習と散策の二手に分かれます。


講堂学習では、国宝の講堂の解説を受けた後、論語の唱和を行いました。設立当初の学生達が抱いていた学ぶことの喜び、学問を身につけたあとの夢の重みを、講堂内に張り詰めた空気の中で感じ取ることができました。講話の内容は礼儀の大切さ、感謝の気持ち、教えの意味を自ら考えることなど、ビギニングセミナーや普段の授業で繰り返されていたことと驚くほど重なっていて、300年の時を隔てても学問の本質は変わらないことを感じさせるものでした。「性相近し,習わば相遠し」(学問により生来の素養に差が付く)という言葉は,青陵高校での生活を経験した今では多くの生徒の耳には違って聞こえたようです。講話のあとは講堂を心を込めて清掃しました。当たり前のように学問ができる現在の環境に対して改めて感謝の気持ちを持ったとの感想が多く見られました。

  

資料館の見学では、閑谷学校の設立から現在に至るまでを書画や文書、模型などを通じて学習しました。教科書や資料集の写真でしか見たことのない人物の遺品や書跡に熱心に見入ったり、当時の面影をたたえる作品や古文書の解説を一字一句目で追う生徒の姿がありました。小雨に濡れた閑谷学校は薄暗さの中にも桜がまだ少し残っており、芝生が映え、晴れの日とはまた違った趣があります。

仲間作りと郷土学習を通じて、今後の学校生活を送る上での糧を得てくれることを期待した今回の一日総合学習でしたが、生徒の感想はどれも素晴らしいもので,青春の陵で学に志す十五歳には貴重な経験となりました。本日お世話になったすべての方々に感謝を申し上げます。

駐日ニュージーランド大使来校歓迎式(H23.4.13)

2011年4月14日 木曜日

 駐日ニュージーランド大使館のイアン・ケネディ特命全権大使と大使付宮﨑智世エグゼクティブ・オフィサーが来校され、昨年度の総合学習で国際ボランティアゼミに所属した3年生が歓迎式を倉敷青陵高等学校大会議室で開催しました。

 大使はこの度、2月の大地震で被災したクライストチャーチ市に対し姉妹都市の倉敷市が行った救援活動への謝意を表明するため来倉されました。4/13(木)午後、伊東香織市長を訪問された後、本校に直接足を運んでくださって、チャリティーバザーや校内募金・街頭募金活動等の取り組みにお礼の言葉をかけてくださいました。
 

 ニュージーランド国歌を斉唱して大使をお迎えし、校長先生の英語によるあいさつの後、代表生徒も英語で活動の様子を紹介しました。その後、大使は日本語で「支援してくれてありがとう」「これからも若い人たちがお互いに交流して絆を深めてほしい」などとお話をしてくださり、生徒の質問に答えて、現在のクライストチャーチの状況や大使のお仕事について説明してくださいました。

 

 また、ニュージーランドの豊かな自然風景の写真集をお土産にいただき、全員で記念写真を撮影しました。短い時間ではありましたが、大使の温かいお人柄に触れることができ、和やかで楽しい交流の時間を持たせていただきました。最後には生徒たちが大使を握手攻めにしましたが、一人ひとり丁寧に応じてくださっていました。

 被災者支援のため少しでも力になりたいと取り組んだボランティアですから、このような機会をいただけることは思いもよらない光栄ですが、国際社会や国際理解に興味を持つゼミ生にとって、たいへん貴重で有意義な経験となりました。架け橋をしてくださった倉敷市国際課に深く感謝いたします。

ビギニングセミナー第2日(H23.4.13)

2011年4月13日 水曜日

   

 ビギニングセミナーの第2日は体育館に舞台を移して始まりました。1時間目はまず校歌の練習です。青陵高校と言えば青陵祭フィナーレの校歌が非常に印象的だと思います。このように,校歌を行事や式典で歌えてこその青陵生です。朝早くでなかなか声の出にくい時間帯でしたが,楽しいウォームアップから始まり,わずか20分の練習でかなり大きな声で歌えるようになりました。その後,本校生徒課2名の教員から学校生活についての講話がありました。あいさつの大切さ,素直さなど,学校生活で大切なことは,社会でも必要なことです。また,交通マナーなど,すでに社会人と同等な内容が求められる部分もあります。生徒たちは講師の豊富な事例を交えた熱い話に,決意を新たにしたようでした。2時間目は緊張続きでやや疲れ気味の生徒には待望のリラックスタイム。レクリエーションで仲間作り活動を行いました。自己紹介を各所に設けたゲームの数々に,初対面の恥ずかしさも消えて,同じ集団でこれから暮らしていく仲間意識が芽生えてきたようで,1時間目とは対照的にたちまち笑顔の空間に変わりました。最後に各クラスで,クラス目標を1つずつ発表して,全体会は終了しました。

         

 3~5時間目は先日に引き続き各クラスの学習方法体験講座でした。前日の続きでしたが,高校ならではの内容の豊富さはやはり新鮮であったようです。6時間目は閉会行事。入学式の時に提出した決意文から,代表的なものを3つ教員が代読しました。希望と不安の入り混じった気持ちと,将来を見据えて真摯に努力する気概が三者三様に表されて印象的でした。紹介は出来ませんでしたがどの文もすばらしく,生徒の皆さんの新鮮な気持ちが伝わってきて,どれを選ぼうか正直とても迷いました。最後に学年副主任から挨拶がありました。このセミナーが新入生諸君の不安を和らげる役に少しでも立てば幸いです。