‘書道部’ カテゴリーのアーカイブ

書道部 キャプション作り(2017.11.22)

2017年11月30日 木曜日

12月18日(火)から開催される『墨美展 ~ 高校生が語る墨の気韻生動 ~』(狸庵文庫美術館・岡山市北区)に向けて、展示作品の「読み方・大意」「作品解説」のキャプションを作っています。
これは「いつも書に接しているという書道部員の特性を活かして、高校生の柔らかい感性とことばで、美術館の作品を紹介する」という取り組みです。高校生にとってはレベルの高い作品と対峙して普段学習している漢文や古文の実戦であったり、歴史や文学史も含めた総合的な調べもの学習でもあります。
今回は墨の輝きの美しい作品の特集なので、作者が作品ごとに違っていて、評伝やその作者の著書に当たって作者紹介の文章も作っています。

会期  平成29年12月18日(火) ~ 平成30年2月11日(日)
会場  狸庵文庫美術館第二展示室 (岡山市北区)
ギャラリートーク  平成30年1月7日(日) 11:00~
展示品の作者 風外、白隠、蓮月、方谷、木堂、西田幾多郎、与謝野鉄幹・晶子 等

書道部 全高書展大賞(2017.11.10)

2017年11月20日 月曜日

3年生の中原千尋さんが、第33回全日本高等学校書道公募展で大賞を受賞しました。これは最高賞なので、全国1位ということです。
この展覧会は東京の日本書道専門学校が全国の高校生を対象に公募している書展で、今年の総出品数3014作品の中から選ばれました。
作品は紺地の条幅(135×35cm)に金泥を用いて九成宮醴泉銘を細字で約300文字臨書したものです。
高校の部活動の最後の作品と位置づけて3月~7月に取り組みました。6月初旬には引退の予定でしたが、作品が仕上がらないので、早朝や昼休みに一人書道教室に来て書き進めていました。
九成宮醴泉銘は楷法の極則と言われる完成度の高い楷書です。中原さんは書き込む中で明らかな成長を見せて、冴えた字形と線で、格調の漂う作品を仕上げました。

 

良寛展研修(2017.10.9)

2017年10月11日 水曜日

良質の作品を目にしておくと質の高い思考や会話ができるようになる。
岡山県立美術館で開催中の「慈愛の人良寛 ーその生涯と書」展を見に行きました。
夏目漱石を筆頭に近現代の文化人たちが敬愛した良寛という人物は、その書も別格です。
書道部員は昨年の犬養木堂記念館の取り組みを経て書を見る目が急成長してきたので、更に磨きをかけるために、そしてそれはそのまま今準備している年末年始の「墨美展(仮称)」に向けてのウォーミングアップでもあります。
「人が亡くなったときの作品には暗い印象があり,子供と遊んで楽しかったという内容の作品は、明るくて字も躍るような感じで、書からその時の気持ちを読み取ることができた。」(感想文より)と、深い時間を過ごしました。

書道部校内展示(2017.10.3)

2017年10月5日 木曜日

美術部の黒板アートに触発されて、書道部も校内に作品を飾りました。
学校を元気づけるような作品を創ることを目指すと同時に、誰にでも読める書を書くことを心がけました。
これは、生活の中に書を活かす挑戦でもあります。


青陵祭奮闘記 書道部 その2(2017.9.8)

2017年9月15日 金曜日

体育祭の本部席で、書道部員が個人種目の優勝者名を賞状へ書き込みました。
競技種目は、100m・200m等7種目で、男子と女子があり、さらに新記録と3年連続優勝者は表彰されます。
実は青陵祭全体では、「青陵祭総合」の1~3位が頂点で、その中が「文化祭総合」と「体育祭総合」に大きく2つに分かれて、さらにその中に「展示部門」や「ブロック演技部門」等8部門があるので、全部で51枚の賞状を用意しています。
前日、文化祭の片付けの後にその51枚を準備して、当日は日付の「8」を全賞状に書き込むところから始めました。
ちなみに頂点の「青陵祭総合」の賞状の文面は「文武不岐の実現を祝福する」です。

青陵祭奮闘記 書道部その1(2017.9.7)

2017年9月15日 金曜日

書道部は「墨(ぼく)らの物語(ストーリー)」をテーマに、巨大な象形文字の魚が、立体の龍に変身していくところを展示場内に作りました。
書は平面作品なので、立体的な展示を加味できないか考えた末にたどりついた形です。その下に1・2年生の日頃の練習成果を約30作品展示しました。
青陵祭のオープニングでは、書道部3年生が今年のテーマの「青々堂々~華麗であれ 勇ましくあれ~」を大書しました。
第1日目の午後には中庭で、1・2年生部員によるパフォーマンス書道を披露し、その作品は3日目の体育祭で、グランドの一角を飾りました。


美術部・光画部・書道部,青陵展覧会展示 (H29.2.13)

2017年2月16日 木曜日

 

青陵展覧会が開催中です。
13日(月)の放課後、本館1Fの廊下に美術部と光画部、食堂に書道部が作品を展示しました。
外の風景は彩りの乏しい季節ですが、校内に潤いと活気を生み出しています。
この金曜日(17日)の放課後まで展示しています。

書道部,大阪市美に展示(H29.2.5)

2017年2月8日 水曜日

通称「書の甲子園」として知られる国際高校生選抜書展で、今回優秀賞の小野さん(3年生)と入選の森川さん(同)の作品が、大阪市立美術館に展示されました。
大型書展独特の、部屋から部屋へと壁面にギッシリ規格最大限の作品が並んだ中で、二人の作品は凜として鋭利な輝きを放っていました。