東京大学教養学部公開講座「高校生のための金曜講座」が今年も始まりました。
本日4/12は第1回目の講座で,図書館の大型モニターの前に約30名の生徒が集まって熱心に受講していました。特に1年生に多くの参加者が見られ,高校生活への期待とやる気を感じました。 今回の講座は以下のとおりです。
演題:小鳥から学ぶことばの起源
講師:東京大学 大学院総合文化研究科 岡ノ谷 一夫 教授
入学式に先立って本校の始業式が行われ、在校生も正式なスタートを本日切りました。3年生はLHRの後、学年集会で、本年度の目標について発表を行いました。
どのクラスからも、「受験は団体戦」を思わせる内容が出てきました。挨拶や課題などの日常のことから、高い目標、青陵祭、球技大会での勝利、卒業後を見越した発言など、教員の思いをくみとってくれていることがわかりました。受験は総合的な人間力の勝負です。小手先の受験テクニック(と称されるもの)、うまい方法などの介在する部分は小さく、行事や部活動を含めた学校の全てを活用して身につけることができる人間的な厚みが結局はものをいうのだと思います。それぞれのクラスが団体戦の基地としてうまく機能してくれることでしょう。
会では学年主任、進路担当、生徒課の先生の講話、新しく3年団に入ってこられた(出戻ってこられた)先生方の挨拶がありました。校内の桜は散り初めですが、風雨に負けない強い桜を1年後はきっと咲かせてくれるでしょう。
本日2年生の学習会が行われ、およそ170人が5つのコースに分かれ、普段のクラスの枠を離れた講座を受けました。今回は理系が2時間連続の理科を2コマ行い、また講座によっては東大・阪大の今年度の問題を扱うなど、1年後を見据えたより実践的な内容になっています。普段では机を並べて授業を受けない人と勉強できて刺激になったと感想で書いている人もいました。
7限までの授業の後は、3会場に分かれて、今春大学合格を勝ち取った先輩の講演会を行いました。行事や部活動で忙しい中、モチベーションを維持する方法や、具体的な学習プラン、効果のあった学習について話をしてくれました。
どの先輩も、基礎基本の大切さ、志望校への強い気持ちとを強調されていたように思います。ある先輩が言われていた、青陵高校は勉強「も」できる学校という言葉には強く感銘を受けた生徒が多かったようです。今回の学習会で決意した内容をもとに、春休みを充実したものとして過ごしてほしいと思います。
今日は卒業式です。雨が予想されましたが時折日がさしてくる天気で、春の暖かさを感じる日になりました。卒業生が入場してきます。卒業生もいつもにまして緊張している様子で入場してきました。先生方も華やかに着飾り、卒業式に花を添えました。
卒業式が始まりました。卒業証書授与では316名の代表で総代が卒業証書を校長から受け取りました。青陵の卒業生は現在3万人を超えていて、その仲間入りができました。
その後、校長式辞、教育委員会祝辞、来賓祝辞と続きました。卒業生に向けてエールを送る内容で、卒業生も聞き入っていました。
在校生送辞では現在の生徒会長から卒業生に向けて感謝の気持ちと、これからも青陵の伝統を守っていくことが語られました。
また卒業生答辞では入学してからの思い出をふりかえりました。つらかったことや楽しかったことをクラスメートたちと分かち合えたこと、青陵祭では学年を超えていろいろな人に支えられたことを語り、最後に保護者の方々に「ほんとうにありがとうございました。」と感謝の気持ちを素直に伝えました。
唱歌では「仰げば尊し」「蛍の光」を、校歌斉唱では吹奏楽部の伴奏に合わせて最後の校歌を3番まで元気よく歌いました。体育館に響き渡る、感動的な歌声でした。
最後に卒業生が退場します。退場する前にコーラス部から歌のプレゼントがあり、その後吹奏楽部の演奏に合わせ退場していきました。3年生の先生方で花道をつくり、その間を卒業していく生徒たちが歩いていきました。感動して泣いている生徒もいましたが、明るく卒業していきました。
その後各クラスでは卒業証書を一人ずつクラスで手渡し最後のLHRを行いました。みんなで写真を撮ったり、先生に花束を贈呈したりと、各クラスで盛り上がりました。
明日からは中期日程、後期日程に向けて勉強する生徒も多くいます。卒業を祝うとともに、これからも入試に向けて頑張ってください。