2012年2月7日 のアーカイブ

第2学年総合学習(H24.2.7)

2012年2月7日 火曜日

 2年生の総合学習の「ゼミ別テーマ学習」の紹介の第7回です。

 まずは西森先生による「朗読ボランティア」ゼミです。
 このゼミは、絵本の読み聞かせを通じて、子どもたちとのコミュニケーションを図り、人のお役に立つことの大切さや楽しさを実感しようというゼミです。ボランティア・サークルの小島妙子さんに指導を仰ぎながら、朗読劇の練習・実演や絵本作りなど訪問活動に向けて様々な活動を行ってきました。
 今回は倉敷市子育て支援センターを訪問し、自作の絵本の読み聞かせや子どもたちの遊びをサポートする活動に取り組みました(写真)。始めは子どもたちにどう接してよいか戸惑っていた生徒たちも、時間を経るにつれ、目線を合わせ子どもたちの動きやサインに敏感になることで言葉によらないコミュニケーションによる意思疎通ができるようになり、生き生きと触れ合いを楽しめるまでになりました。支援センターから帰って行く子どもたちから「バイバイ」「またね」と声をかけられ、充実感や喜びを感じた生徒の表情は、とても輝いていました。
 

 続いて大橋先生による「化学ゼミ」です。

総勢36名が選択しています。前半は中和滴定,燃料電池など同じテーマで実験のスキルを磨き,後半では8班に分かれて班ごとのテーマにしたがって,実験・レポートの作成を行っています。2月7日は実験も終盤になりましたが,3つのグループを紹介します。
 写真1は「ヘスの法則」。時間を計りながら温度変化を読み取っています。実験結果から化学反応に伴って出入りする反応熱を求めています。
 写真2は「鉛蓄電池」。車のバッテリーの原理は高校の化学で学びます。ここでは,充電の条件を変えて,鉛蓄電池の性能を調べる方法を考えています。
 写真3は「くだもの電池」。電池の原理も高校の化学の内容です。みかん,りんご,大根などの果物・野菜を使って電流をとりだす工夫を研究しています。

  

      写真1           写真2           写真3