2016年6月9日 のアーカイブ

大阪大学訪問(H28.5.21)

2016年6月9日 木曜日

学校経営予算を活用して2年前の大阪大学訪問、昨年の京都大学訪問と同じ企画を行いました。
5月21日(土)大阪大学レーザーエネルギー学研究センター教授白神宏之先生(本校OB・同窓会近畿支部幹事)のお取計らいで,理科系志望サポート事業として「大阪大学訪問」を実施しました。全学年対象で参加者は3年生14名、2年生45名、1年生20名と引率6名,卒業生の阪大理学部学生1名でした。貸切バス2台で学校を出発し,土曜日と言うこともあり豊中キャンパスへは早めに到着できました。豊中キャンパスの自由散策で大学生のサークルに注ぐエネルギーを感じました。カフェやショップも併設した大阪大学総合学術博物館では、マチカネワニの化石レプリカに迎えられ、緒方洪庵から始まる大学の歴史や大阪大学の研究成果を見学し,学生食堂で昼食を取りました。吹田キャンパスへ移動し,レーザーエネルギー学研究センターにて,大阪大学の概要説明,工学部・理学部の説明を受けました。その後,防塵服を着て,エアーシャワーを浴びた後,大規模な施設を見学させていただき,研究施設のスケールの大きさに圧倒されました。参加した生徒の感想をいくつかご紹介します。

「大阪大学を訪れて自分の世界が広がった。これから様々なことを経験して自分のしたいことを見つけたい。」
「白神先生の『いくつもの企業を巻き込んで大規模・先端研究を行うと、結果的に携わった企業の力の底上げにつながる』という言葉が印象に残った。」
「科学研究はあるひとつの分野にのみ貢献するのではなく、多方面によい効果をもたらすということを念頭に置いていかなければならないだろうと感じた。」
「今回の訪問で得た新しい視点を活用しながら、さまざまな研究活動を知り科学に対する理解を深めていきたいと思います。」
「理系の約8割が大学院に進み、もっと自分が知りたいことについて学ぶということを知り、以前は考えていなかったが大学院に進学するのもよいと思った。」
「物理選択の私でもレーザーのしくみはイメージが難しかったが先生方の熱心に説明される姿が印象的であり、高校生相手にここまで詳しく、教えてくださる姿に感動しました。」