2016年9月20日 のアーカイブ

書道部、 本校所蔵の木堂額(H28.9.14)

2016年9月20日 火曜日

 

本校大会議室に掛かっている木堂の書額を、書道部員が取材しました。これは年末から年始にかけて予定されている木堂展(犬養木堂記念館)に向けての準備です。この展覧会は「高校生が語る木堂の書」という企画展で、高校生書道部員の目線で木堂作品の書風や内容を解説するものです。
作品の末尾には「大正癸丑孟冬 精思高等女学校の為に書す。」とあることから、本校の創立当時の校名なので、本校のために言葉を選んで書いてくれたことが判り、大正癸丑の干支で1913年と判り、そのことから木堂の年齢も判明するので、書の作品的価値と資料的価値の両面から展示品に予定されています。
木堂が、青陵生に贈ってくれているエールを、103年後の青陵生が解読して受け止め、ギャラリートークで紹介する趣向です。ご期待ください。