12月12日土曜日、天文部15名は17:00にバスで学校を出発し、夕食後、井原市美星町にある美星天文台に到着しました。例年どおり、ふたご座流星群観測が目的でしたが、あいにくの曇天で望遠鏡でも1等星が見えない状況でした。天文台の方の説明で宇宙ゴミ「デブリ」の説明や、研修室での上映会、望遠鏡の説明などがあり、帰る前にもう一度観測に挑戦しましたが、やはり流星群は雲に覆われて見えませんでした。次回に期待して、21:00に天文台を出発して22:30に学校へ到着、解散、帰宅しました。
11月30日(月)の放課後、美術部と書道部で倉敷駅の地下ギャラリーの展示をしました。
美術部は、ガラス張りの展示壁面を大型水槽に見立てて、魚の泳ぐ水中に作品が展示されている構成を創出しました。
書道部は、今年の文化祭の作品で、1年生の合同作品の篆書の水族館と2年生の個人作品です。
場所は、駅前の地下通路の中にある市営のギャラリーです。12月と1月が青陵高校の担当で、新年には模様替えをする予定です。
展示が完成して、一歩離れて全体を見渡すと、ことによると校内に流れている空気を持って来たような気がしました。個々の作品はもちろんですが、全体から、発想の柔らかさや、自由に爽やかに楽しんでいる、青陵の気風のようなものまで見ていただけたらと思います。
完成記念に、「芸術らしい、面白いポーズ ! 」を要求したら、
「シェー」
とのことです。
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平成27年11月22日(日),天神山文化プラザにおいて,「平成27年度の岡山県高等学校写真協議会」の表彰式が行われ,写真部の渡辺里佳子さん(1年)が特選,平松美玖さん(2年)が特選,笠原奈那巳さん(2年)が入選に選ばれました。
渡辺さんの作品は,猫の表情をあえて暗くして輪郭だけで猫の表情を想像させる作品であることが評価されて受賞となりました。平松さんの作品は花火を高校生離れした技巧により表現している点で優れているとの講評をいただきました。また,笠原さんの作品は,日没前の夕暮れ特有の雰囲気をうまく表現している点が認められました。また,他の出品作品も狙いがおもしろいという点を評価されました。
この結果,渡辺さんの作品が来年度の総合文化祭の全国大会へ出品されることになりました。これからも応援よろしくお願いします。
本日、1年生のLHR(6,7限)はDream Projectなるイベントを実施しました。岡山大学の全学部より総勢12名の先生方を本校にお迎えし、学部・学科の説明をしていただくという夢のようなLHRでした。全学部の先生方を一度にお迎えできたのは、おそらく青陵が県内初ではないでしょうか。お忙しい中本校1年生のためにお越し下さり、熱のこもったご講義を展開して下さった岡山大学の先生方に心より感謝申し上げます。
生徒にとっては今後の進路志望を深める非常に良い機会となりました。
【お越し下さった先生方】
文学部:栗林 裕 先生、教育学部:加賀 勝 先生、法学部:佐藤 吾郎 先生、
経済学部:戸前 壽夫 先生、理学部:佐竹 恭介 先生、
医学部医学科:田中 克己 先生、医学部保健学科:臼井真一 先生、
歯学部:前川 賢治 先生、薬学部:黒﨑 勇二 先生、工学部:菅 誠治 先生、
環境理工学部:樋口 輝久 先生、農学部:村田 芳行 先生
観る。 考える。 言葉にしてメモる。 そして観る。 友だちと意見交換する。
そしてまた観る。 考える ・・・・・・
時間がゆっくりと静かに流れていくような豊かなひとときを過ごしてきました。1年生の芸術の授業で実施した「大原美術館鑑賞教育」です。
普段は音楽・美術・書道に分かれていますが、3科目合同で2時間続きの授業時間を利用して大原美術館へ行ってきました。「世界の名画を歩いて見にいける」という抜群の地の利を生かした行事でもあります。
より深い鑑賞になることを目指して、年々実施形態を工夫していますが、青陵生の真摯にものごとに向かう姿勢が、さらに互いを刺激し合って、落ち着いたいい時間を創出できたと思われます。
10月28日から狸庵文庫美術館(岡山市北区)で開催中の「蓮月展 ~幕末女子を現代女子が繙(ひもと)く~」の会場で、ギャラリートークをしました。
この展覧会は「高校生書道部員の目線で、書作品を親しみやすく紹介する」という企画です。
当日は、先ず蓮月という人を理解していただくために、手作りの人形劇で逸話を紹介し、その後、書の特徴を拡大コピーを使って説明しました。
そして一人一人が、作品ごとに歌の解釈や書の特徴を蓮月の人生と重ねたり、時代背景を考え合わせながら話しました。
今回協同態勢で臨んだ川越南高校(埼玉)からも顧問の先生と二人の部員が参加し、さらに卒業生の先輩(岡大生)も総論として蓮月書の特質を発表しました。
進行役を務めた部長の森川さん(2年)は、「前日の夜になって、蓮月の短歌はそういう意味だったのかと、スーと分かった。」と後日嬉しそうに話していましたが、こうした気づきの深まり経験が、いろいろな場面に活きていくことと思われます。