‘書道部’ カテゴリーのアーカイブ
2017年1月12日 木曜日

犬養木堂記念館(岡山市北区)で開催中の「高校生が語る 木堂の書」展でギャラリートークをしました。
木堂の書について、筆使いや字形の構成の特徴を実演を交えて解説し、さらに各作品の前で、キャプション作成者がその作品について見どころを語りました。
来場者からは「高校生のことばは今風で、書を身近に感じさせてもらえた。」と、ご評価いただきました。 一緒に取り組んだ埼玉の川越南高校からも2年生部員6人が参加してくれて、距離は離れていても書道観は一致しているところを見せることができました。
同展は、18日(水)まで開催されています。ご覧いただければ幸いです。







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2016年12月27日 火曜日

倉敷駅の地下通路ギャラリーに、美術部と書道部が作品展示をしました。12月と1月が展示期間です。1月にはまた模様替えも考えています。倉敷駅方面にお出かけの際は、ご高覧ください。


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2016年12月22日 木曜日

12月21日(水)から犬養木堂記念館(岡山市北区)で開催される「高校生が語る 木堂の書」の会場準備に行きました。
緻密な計画書に従って、作品の高さや間を揃え、水平であるかを確認しながら取り付けていく作業は大変でしたが、整然と姿を現してくる会場に感動しました。これから美術館へ行ったときの視点も変わるのではないかと思うような新鮮な体験でした。
会期は平成29年1月18日(水)までで、12月28日~1月4日は休館です。
1月8日(日)11時から会場で私たちがギャラリートークをします。




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2016年12月15日 木曜日

第25回国際高校生選抜書展 -毎日新聞社-(通称:書の甲子園)で、小野絢加(3年)さんが優秀賞、森川真希(同)さんが入選に入りました。そして小野さんの優秀賞に対して、毎日新聞社から取材に来られました。
作品は、6月の引退前に高校の部活の記念碑的な位置づけで取り組んだもので、小野さんは曹全碑(隷書)、森川さんは集字聖教序(行書)を紺紙に金泥で臨書しています。
両作品は来年の1月31日(火)~2月5日(日)大阪市立美術館で展示されます。




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2016年12月14日 水曜日

12月21日(水)から犬養木堂記念館で開催される「高校生が語る 木堂の書」という展覧会に向けて、自分の書いた解説文をパソコンで活字化する作業に取り組みました。これは、作品に付けるキャプション制作の工程で、この後記念館でキャプションの体裁に仕上げていただきます。
10月に学芸員の石川先生から文章作法の直接指導を受けて、その後も原稿を送るなどしながら添削を受けて、考え直し書き直ししてきました。
既にポスターやチラシは、新春の雰囲気に満ちた美しい色合いのものを記念館で用意してくださっていて、配布が始まっています。
一つの展覧会には、人に気づかれないところでたくさんの準備や苦労・配慮があることも、具に感じることができました。




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2016年11月15日 火曜日

先日倉敷警察署からの依頼で、署対抗の柔剣道大会に使う応援ののぼりの文字を書きました。
書いたのは2年生の中原さんと西井さんの2人でしたが、このたびの署からのご招待には、全員でお伺いしました。
署長室で署長さんと一緒に写真を撮っていただいたり、署内の施設を案内していただいたり、仕事の様子を聞かせていただきました。
思いがけない展開で、貴重な職場見学をさせていただきました。






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2016年10月31日 月曜日

犬養木堂記念館(岡山市北区)学芸員の石川由希先生から、木堂の書作品に付ける解説文の書き方を指導していただきました。
これは12月21日(水)から同館で開催される「新春特別展・高校生が語る木堂の書」という展覧会に向けての準備です。
先ず、第三者が読んで分かりやすいかどうかを確認するために、互いの文章を交換して読み合うことから始まり、修正をかけた後、一人ずつが石川先生の添削指導を受けました。
同館でいくつもの展覧会を企画・運営され、解説文を書かれている石川先生の直接指導には実践者の迫力が満ちていました。
高校で普段求められている「表現する力」とは少し違う視点での表現する力を求められたわけで、またとない勉強になりました。




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2016年10月21日 金曜日

倉敷美観地区の清遊庵へ寂厳(じゃくごん)の屏風を見に行きました。
顧問の「県内で見ることのできる最高レベルの書」という誘いによって、部活動の続きで皆で行きました。
長寿繁栄を言祝ぐ五言対の二つ折り屏風と、杜甫の詩の六曲屏風で、共にほとんどが草書で書かれているので、書道部員にとっても未知の領域の作品でした。しかし目が慣れてくると、それぞれ好きな部分や気になる語句を語り合い始め、更には作品作りのヒントを探るような会話にも発展して、質の高い作品の前で、いいひとときを過ごしました。
正直なところ、高校生には寂厳は難し過ぎます。しかし顧問自身、高校生のとき先生から良寛の豪華本を見せられて、そのときは良さがまるで分かりませんでしたが、10年20年経つうちに、「そうか。ここか。」と思うようになり、さらに年とともに思いを深めていっています。そういう長い目で見た、良質の出会いにこの日がなってくれれば幸いです。


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