2011年6月23日 のアーカイブ

演劇部「春の発表会」(H23.6.19)

2011年6月23日 木曜日

19日(日)に倉敷市船穂公民館で行われた「平成23年度備南備西地区春の発表会」で、創作劇「ark(アーク)」を上演して好評を博しました。
引退記念に3年生の部長が創作することが、本校の伝統となっているこの大会。今年も、部長の白神菜生子さんが、インターネットの掲示板の世界と現実とのギャップをテーマに、青陵生の日常や日々の想いを盛り込んでを書き上げました。題名の「ark」は、旧約聖書に出てくるノアの方舟のこと。大洪水に喩えられた現実の危機から逃れる方舟が、掲示板の世界というわけです。
8人の部員全員がキャストと裏方を兼任して、ネットと現実が交錯する世界を照明や大道具の変化で表現しながら、ストーリーは展開しました。観客からは「現実とネットでの人間の姿がリアルだった」「自分の日常と重なって共感した」「それぞれのキャラがすごく立っていた」等々の感想をもらい、部員・顧問一同、精一杯やり遂げた充実感で一杯になりました。3年生が引退すると部員数は半減していまいますが、この成果を踏まえて青陵祭そして地区大会に向けて、よりよい舞台作りに励むつもりです。