2012年11月21日 のアーカイブ

2年生総学ゼミ校内研修(H24.11.20)

2012年11月21日 水曜日

 校内で行われたゼミ活動でも2時間連続を利用していろいろな講演会や発表会が行われました。

 「お金は大事だよ」ゼミでは、ファイナンシャルプランナーの先生の講演を聴きました。先生は年間150件も講演活動をされているとのことで、普通に聞くと難しい税金や社会保険、民間保険の話をゲームやクイズ形式で楽しみながら、分かりやすく教えてくださいました。大阪から来られただけあってユーモアいっぱい笑いいっぱいの時間でした。

 先生は「人生とお金と仕事は切り離せません。幸せな人生のために、しっかり人生設計をしてください。」と話されました。この講座を通して、知る、考えることは一緒にできますが、行動するのは生徒一人一人です。今後の人生に役立てて欲しいと思います。

 「文学をさがせ」ゼミでは少人数のグループに分かれてポスターセッションを行いました。「源氏物語」「ギリシャ神話」などのテーマで6つのグループを作り、相互に発表をしました。展示会を行い、各グループで8分の持ち時間で発表し、文学の奥深さを感じるいい発表会になりました。この後はゼミ生15名が個人で自分の好きな文学を探していきます。

 「中国経済」ゼミでは岡山大学経済学部の准教授の講演を行いました。“生徒が中国経済を多角的に考察する視点を学ぶこと”を目的として、前半では中国経済について歴史的背景を踏まえながら話して頂きました。後半には時事と絡めて中国国内の人々や政治経済の内情についても聞くことができました。“長いタイムスパンで中国を見ていかないと理解できないことが多い”ということを感じることができ、生徒は“経済を調べるには歴史を知ることが大切だと分かった。”、“インターネットや本で調べてもわかりにくいことや知らない情報を沢山聞けてよかった”、“今まで日本の目線でしか中国経済を学んでいなかったが、中国からの目線も学べてとても為になった”と感想をのべていて、本当に有意義な内容でした。岡山大学経済学部からわざわざ青陵生のために来ていただき、本当にありがとうございました。

2年生総学ゼミ校外研修②(H24.11.20)

2012年11月21日 水曜日

 2年生総学ゼミ「絵本と豊かな人間性」は、先週の講演会でいただいたアドバイスをもとに準備をし、ついに若竹の園へ実習に向かいました。5限目を終えると素早く着替え、校門に集合し出発。緊張しながらも子どもたちに会える期待から足取りは軽かったです。

 到着し、ゼミ生20名は45人の子どもたちにご挨拶。その後は「もうじゅうがりにいこうよ」、「絵本劇」をして子どもたちとスキンシップを図りました。このあたりから生徒たちも緊張がほぐれ、本領を発揮し始めます。読み聞かせでは、これまで学んだことに加えて練習を積んでいたため子どもたちも落ち着いて聞いてくれました。

 3時のおやつには、先生方の作られたお菓子を子どもたちと一緒に食べさせてもらい、園庭でドッジボールやおままごと、かけっこなどをして過ごします。外では、5歳児のエネルギーに圧倒されていました。帰り際、子どもたちの小さなアーチで送り出してもらい、名残を惜しみながら無事帰校しました。今回の実習を経て、将来教育系の進路を考えている生徒はもちろん、絵本と子どもについて考えていた我々にはかけがえの無い経験になりました。若竹の園の先生方のご協力や子どもたちの温かい雰囲気のおかげで本実習は無事終えることができました。この度の実習を快く受け入れてくださった若竹の園の皆様に感謝申し上げます。

 

 総学ゼミ「倉敷まちづくり」では、倉敷の街の未来につながる夢や構想など個性的なアイデアを話し合い、倉敷の街の未来デザインを生徒といっしょに描くものです。この日は2時間連続の時間を取って、倉敷美観地区のフィールドワークを実施しました。

 実地調査をする中で、美観地区で41年間営業されている倉敷珈琲館の店長さんや美観地区でゲストハウスを運営されている有鄰庵の庵主さんから、まちの活性化などについて、若い人からの提案がほしいとか、遊びの要素が街に活気を生むなどのお話をしていただきました。お二人のお話を聞き、ゼミ生17名は、これまで学習したことについての考察を深め発展させることができました。このフィールドワークを実施するにあたっては、岡山県産業労働部、中小企業団体中央会、岡山大学文学部の学生さんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

2年生総学ゼミ校外研修(H24.11.20)

2012年11月21日 水曜日

 2年生の総学ゼミは6・7限の2時間連続の時間を設け、1時間のゼミではできない活動を行いました。校外に出たゼミは4つで70人以上の生徒が有意義な時間を過ごしました。

「プログラミングでわかる整数」ゼミは22名の生徒が貸切バスで岡山大学環境理工学部環境数理学科に訪問し、大学教授の暗号理論の講義と大学院生のインフルエンザの感染シュミレーションの発表を聞きました。内容的には高校生には難しい話だったかもしれませんが、数学を発展させ、コンピュータによる暗号や、乱数を利用したシュミレーションでどのように感染を防ぐかなど、社会に役立つ研究をしている学科であることがわかり、非常に有意義な2時間を過ごすことができました。ゼミの学生も親切で、本校の卒業生も親身に対応してくれました。これからの研究活動に役立つ大事な経験だったと思います。本当にありがとうございました。

 「眼力トレーニング」ゼミ13人は井原田中美術館に貸切バスで訪問しました。当ゼミは、ものを見る目を高めることで教養や考える力・生きる力を付けていくことを目指しています。今日は108歳まで高い志で木彫に取り組んだ平櫛田中の作品を見に行きました。

 結果としての彫刻はもとより100歳のときに30年間分の材木を購入する気概とか、余技で楽しんだ書が、年齢とともにどんどん向上していることなど示唆に冨んだ人物です。

 そうした田中作品群を目の当たりにした上、今はちょうど上野の西洋美術館からルノワール、ピカソ、ムンク、ロダン等の作品が来ていて、とても贅沢な鑑賞会が実現しました。